存 在 感


変わり映えがしないように見える日常にもドラマがある。
見過ごすことも見逃すこともできるのに、結局できなくて、
心につみかさなっていく、いくつもの呼応と出会い。
それが一杯の珈琲だったり、人物だったり、風景だったり、場所だったり、
空気だったり、言葉だったりするのかもしれない

子どもの頃から変わらない自分の居場所に両足を置き、
心のままに、旅するように生きていきたい。
さあ、今日はどこへ行こう。



執筆者 小坂章子(こさかあきこ)プロフィール

1974年生まれ、福岡市在住。
生まれは長崎県壱岐市で、実家は小坂雲丹店
幼い頃から海と山に親しみ 、中学時代に読んだ「二十歳の原点」の日記に
衝撃をうけたことも潜在的にあったのか、大学ではワンダーフォーゲル部に入部。
4年間の社会人経験をふまえた結果、会社組織に所属するより
ひとりで働くほうが向いていると判断。「文章なら粘れば書ける!」と思い込み、
26歳の頃に「文楽堂」の名刺をつくり、後先考えずに独立。

以来、暮らしや旅、工芸、人物、喫茶店の取材などを中心に撮影と執筆を行う日々。
珈琲を愛する人達にみちびかれ、2010年には喫茶店主らのエチオピア生産地視察旅行に同行。
2014年にはコスタリカ生産地取材など、すっかり珈琲づいている我が人生。
今後は、仕事もできて最低限の生活ができる小屋づくりに着手し、
そしていつの日か珈琲屋が主人公の地味で渋いアジア映画をつくれたら・・・と
何のツテもありませんが、夢みています。


著 書

『徒然印度』書肆侃侃房
  
2007年5月発行/
インドひとり旅の日記

『福岡喫茶散歩』書肆侃侃房
2007年10月発行/福岡市内の喫茶店40軒を行脚した記録
※2011年11月にハングル語訳され、発売中。
「フクオカ カフェ サンチェ」

『九州喫茶散歩』書肆侃侃房
2009年12月発行 /
九州県内の喫茶店を同じく巡る旅