丸山病院での肥満・メタボ専門外来開始のお知らせ>> こちらをどうぞ
  ■ 旧・大塚病院ホームページ  

丸山病院・Dr.大塚の
肥満・メタボ専門外来&生活習慣病予防教育外来ニュース
2013年4月号
発行所

福岡県小郡市山隈273-11
医療法人社団 豊泉会 丸山病院
TEL 0942-73-0011 
http://www.hosenkai.com


大塚芳和

重要なお知らせ>> こちらをどうぞ

 その他、 旧・大塚病院HP 内、 旧・大塚病院情報 ページ にいくつか体験記、ダイエット入院ニュースがございます。
 また、具体的な数値 をあげて、 これまで入院した方のダイエット結果 を紹介しています。

以下にgoogleの提供する広告が掲載されることがあります。当サイトとは一切関係ありません。
恐 怖の
炭水化物抜きダイエットが
また流行してきた!
実は炭水化物抜きダイエットは過去にも流行していた!

 1970年代に、アメリカで「液体プロテイン事件」というのがありまして、その時は『ラストチャンス・ダイエット』と銘打って、全米で大流行しました。ある種のダイエット用プロテインのみにたよって、炭水化物抜きの極端な減量を試みた人の中から、 心臓発作で約60人の人が死亡しました。

 その後も、同様な炭水化物抜きダイエットのアトキンスダイエットが 流行します。低インスリンダイエット(低インシュリンダイエット)の元になったダイエット方法です。アメリカの医師Robert Atkins博士が考案しました。アトキンス博士は1972年に「Dr. Atkins' Diet Revolution 」を出版し、ダイエット理論で有名になりました。1989年に「低炭水化物ダイエット」関連商品を販売する米アトキンス・ニュート リショナルズ社を設立しました。
 アトキンスダイエットの理論は、基本的には低インスリンダイエットと同じと考えてよいでしょう。糖質を含む炭水化物をカットすると、カラダはエネルギー確保のために脂肪を燃やし、結果として体脂肪を落としダイエットが出来という理論です。
 今、日本でも再びブームになっている「ステーキ食べ放題、炭水化物を極力食べないという、炭水化物抜きダイエット法」です。

 しかし、炭水化物(糖質)のかわりにタンパクや脂肪をエネルギーのために使うので、前述の「液体プロテイン事件」のように非常に不健康でかつ危険と言わざるを得ません。
 もとにもどって考えてみましょう。
 元々ダイエットは存在しません。その人にとって1日に必要なエネルギーの50〜60%を炭水化物、15〜20%をタンパク質、20〜25%を脂質でとれば、健康でスリムで美しい体に保つ事ができます。
  この中の炭水化物を抜くと言う事は、車のタイヤを1本抜いて走行するのと同じで危険極まりないことです。タイヤが1本パンクしている車で高速道路を走る人 はいないですよね! タイヤとボディに負担をかけながら走るわけですから、いずれボロボロになるのは目に見えていることなのです。
 実際、炭水化物が不足すると体タンパク質や体脂肪が分解されてエネルギー源として充当されます。体タンパク質の大量の分解は筋肉を減少させます。体脂肪の場合はケトン血症を招くという危険をはらんでいます。

 2013年3月、日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は、糖尿病患者が減量のためコメ、パンなど炭水化物の摂取を制限することについて「極端に制限して減量を図ることは、科学的根拠が不足しており、現時点では勧められない」との提言をまとめました。炭水化物をとらない食事は「低GI(グリセミック・インデックス=糖質の吸収度を示す数値)ダイエット」などと話題になり、糖尿病患者にも広がっていますが、同学会は極端な栄養の偏りの危険性に警鐘を鳴らしています。
 このような食事は、効果が科学的に証明されていない上、腎機能が低下するなど合併症を持つ患者には悪影響を与えると指摘されています。
 同学会は今後、糖尿病患者に適した食品摂取の栄養バランスを検討し、専門医向けの治療ガイドラインや患者向け食品交換表を改定する予定です。
 詳細については、日本糖尿病学会の日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言 〜糖尿病における食事療法の現状と課題〜のページをご覧いただければと思います(リンク先にpdfファイルがあります)。

 ダイエットのために、炭水化物を含むごはんなどの主食を極端に減らす人がいますが、危険なことだと、ご理解いただけましたでしょうか。

 少し考えてみてください。あなたの周囲のスリムな人は、炭水化物を極端になくすような食生活をしていますか? 甘いものを控える程度はしているかと思いますが、ご飯もパンも食べませんという人はほぼ皆無ではないでしょうか。
 スリムになるのに、そんな偏った食事をする必要はないのです。

体に必要な炭水化物

 ダイエット成功のためには、適切な量の炭水化物を摂取することが必要です。

 炭水化物には体を動かすエネルギー源の"火種"となって脂肪を燃焼させる働きがあるため、摂取量が少なすぎると体についた余分な脂肪を減らすことはできません
 また、脳はブドウ糖という糖質(炭水化物)のみが燃料です。適切な量の炭水化物は、脳の働きをスムーズにしたり、たんぱく質の消耗を防いで筋肉量を保ったりするなどの効果もあります。

 一方で、炭水化物を過剰に摂取すると脂肪につくり替えられて体内に蓄積し、肥満の原因となります。
 炭水化物の1食の目安量は、例えばごはんなら
男性30〜40歳代で大きめの茶碗1杯(250g)
男性50〜70歳代で大きめの茶碗1杯弱(200g)
女性では      茶碗1杯(150g)

です。
 また芋類や果物は炭水化物を含みますが、含まれる栄養素を考えると、主食とは別に適量をとりたい食品です。減らしすぎやとりすぎに注意しましょう。

炭水化物・糖質大研究

 炭水化物、と簡単に言いますが、その内容をきちんとご存知でしょうか?
 炭水化物について、詳しくみていきましょう。

 炭水化物、タンパク質、脂質が3大栄養素と言い、ビタミンやミネラルを加えた物を5大栄養素と言います。以前は、この炭水化物を糖質と呼んでいましたが、現在は炭水化物と呼んでいます。
 炭水化物を一言で言う事は難しいですが、糖質+難消化性繊維(食物繊維)の総称です。このように厳密な意味では炭水化物と糖質は違うのですが、ほぼ同義語とお考えください。
  糖質は炭素、水素、酸素で構成されている有機化合物で、糖質には単糖類、少糖類(二糖類、オリゴ糖) 、多糖類があります。穀物などに多く含まれていま す。私たちのエネルギー源として体内で利用される糖質は体内には僅かしかないので、緑食植物が光合成で作りだしたでデンプンなどを食べてエネルギー源とし て利用しています。

 食物からとった炭水化物は小腸で単糖類となって吸収されて肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄積され必要に応じて消費されます。

 炭水化物は穀類、イモ類、砂糖、果物の主成分でエネルギー源として重要です。炭水化物1gは4Kcalのエネルギーがあります。同じようにエネルギー源になる脂肪に比べて分解吸収が早くエネルギー源としては即効性があります
 炭水化物を過剰にとりすぎると、当然の事ですが肥満します。
 炭水化物が不足すると体タンパク質や体脂肪が分解されてエネルギー源として充当されます。体タンパク質の大量の分解は筋肉を減少させます。体脂肪の場合はケトン血症を招きます。

 炭水化物は食品交換表でいう表1、表2、表4、表6、調味料などの食品に含まれています。


炭水化物の生理作用

炭水化物は生物にとって大きく分けて3つの働きを持っています

 1. エネルギー源

 2. 形態構築の材料
 3. 分子的な「標識」

 1. エネルギー源
 単糖であるグルコースは細胞の主なエネルギー源です。また、とりわけ人間にとっては、思考の際の脳のエネルギー源としても非常に重要です。グルコースは植物ではデンプン、動物ではグリコーゲンとして、高分子として体内に蓄えられています。

 2. 形態構築の材料
 植物の体はセルロースという多糖によって構成されています。セルロースはデンプンと同じグルコースの多量体ですが、結合様式が異なるため、化学的に極めて強靭な構造を持つセルロースは細胞壁の主成分として活用されています

 3. 分子的な「標識」
 また、細胞の表層には、糖鎖と呼ばれる糖の多量体が結合しています。これはタンパク質に対する受容体ほど強くは無いものの、生体内である種の「標識」としてはたらいています。

理想の栄養バランス(食事摂取基準)と肥満の人の食生活は?

 栄養素のバランスを考えますと、その人にとって最適量の食事を、炭水化物55〜60% タンパク質15〜20%脂質20〜25%の比率で食べるのが理想的健康食の配分です。
 人間が1日に必要とする炭水化物は上の配分よりさらに多い、総エネルギー必要量の50%から70%を目標にすべきとされています。
 炭水化物の中に含まれる砂糖などの糖質については、WHO/FAOの2003年のレポートで、砂糖としては総エネルギー必要量の10%未満にすべきだと勧告されています。 具体的には、糖尿病の人では砂糖(蔗糖)として1日に4g以内、糖尿病のない健康な一般人は砂糖は、1日に30g以内にするのが良いとされています。(50g以内ならよいと言う見解もありますが、私は30g以内を支持しています)


 このバランスを考えた上で、肥満の人の食生活の特徴をあげてみましょう。

★第1に食事の絶対量が圧倒的に多い上に、コンパクトで高カロリー食の物を沢山食べています。その上、自分はそんなに大食いだとは思っていないことです。

★第2に脂質が50%を超える高脂肪食を好んで食べています。

★ 第3には余分食つまり間食や夜食や飲酒など朝昼夕の食事以外に高炭水化物食(高糖質食)、砂糖の含有量にして200〜300gは1日に平気に食べていま す。さらに高脂肪食などの食べ物を日常的に飲食する生活を送っています。つまり常に何かを口の中に入れておかないと気が済まない生活です。

★第4に大量の食物を早食いするか、大量の食物をだらだら長時間かけて食べる。などが食行動が認められます。

 つまり、バランス以前の絶対的な摂取カロリーが多すぎるのに加えて、理想のバランスを無視した食事をし、さらに食行動自体にも問題を抱えている場合がほとんどです。
 そんなことはないけれど太っている、というあなた。もう一度、自分の食生活を見直してみませんか?

正常な体重を保つ秘訣

 正常の体重を保つには、「いつも同じペースで食事量を 守り、いつも同じように歩行をして、軽い筋トレをする」ことが大切です。
 つまり「持続する事」が大 切です。
 そして、特に強調しておきたい事は
「食べるのを我慢している」
「運動をしたくはないが、しないといけないので、仕方なくしている」
と言ったマイナス思考ではなく、
「これ以上食べたら太るから スリムな人の普通の食べ方をする」
「ぶざまな大人になりたくないから適量美食をする」
「運動しないと不格好な体になるから、運動する」
「太ると健康を害す るからスリムな人の食べ方をして過食をしない」
という積極的な姿勢(プラス思考)になるということです。
 そうでないと、いつも、自分はしたくないけれど仕方なくしていると言う 「させられ思考」になり、その結果、「いつも欲求不満で我慢している」というさせられ思考になり、消極的で後ろ向きでつまらないストレス生活になります。
 ダイエットに限らず、考 え方を少し転換するだけで、同じ事を行っていても、充実感のある積極的で前向きで生活になります。どうぞお試しください。

 現在私の働く丸山病院では、肥満メタボ専門外来を設 けています。
 これにより、外来通院での減量(体重の正常化)を希望される人は、毎 週0.5kg毎月2kg程 度の減量、つまり1年で 24kg程度の減量ができています。
 一見遅いように感じられるかもしれません。
 しかし、151cmで100kgの女性がいたとします。明らかな肥満です。
 この場合、特に苦痛もなく普通の生活をしながら、 2年程度で50kgの快適な体になると言う事を意味しています。

 確実に通院して確実に減量して快適な体と心と生活を手に入れませんか!

 現在、日本全国から問い合わせをいただいております。初診時の診察は特に時間がかかりますので、完全予約制となっております。必ず電話0942-73- 0011 丸山病院 肥満・メタボ専門外来(スーパーダイエット外来)に事前に予約のお申込みをお願い致します。
 なお他の診療も並行で行っていますので、飛び込みの診察はご要望にお応えする事ができませんので、悪しからずご了承ください。
肥満・メタボ専門外来&生活習慣病予防教育外来開設のお知らせ☆
(以下は院内報での紹介文となります)

 初めまして大塚です。私は大塚病院糖尿病肥満研究所を経て、2012.6.21より丸山 病院において糖尿病・肥満・メタボ専門外来を再開する事になりました。受診をご希望される方は、初診時の診察に約90分以上かかりますので、完全予約制に していますので、県外市外の方は電話0942-73-0011にて事前に予約のお申し込みください。地元の方は、電話または直接外来ナースまたは大塚医師 に事前にお申し込みください。
 なお他の診療も並行で行っていますので、飛び込みの診察はご要望にお応えする事ができませんので、悪しからずご了承ください。

 詳細を事前に検討されたい方は、Dr.大塚の 「旧・大塚病院のホームページ」http://www3.coara.or.jp/~bonchan/HIV/top.html
に、ダイエット入院の人の減量実績表や多くの体験談や糖尿病や肥満の克服法が他のどの医療機関より豊富に記載されていますのでご覧下さい。納得がいくと思 います。
 全国から来られた方の減量実績(体重正常化実績)や多くの方の体験談や糖尿病や肥満や生活習慣病の情報が満載です。ぜひご覧下さい。

 全国的に人気の教育入院(通称ダイエット入院)につきましては現在準備中ですので今しばらくお待ちください。




文責大塚芳和
重要なお知らせ: こちらをどうぞ

 その他、 旧・大塚病院HP 内、 旧・大塚病院情報 ページ にいくつか体験記、ダイエット入院ニュースがございます。
 また、具体的な数値をあげて、 これまで入院した方のダイエット結果 を紹介しています。

情報 不買運動