編集発行人 コサカが贈る勝手きままな
つれづれ日記です。ハッピーな日もブルーな日も
美味しい珈琲で、一息いれてください。

3月22日 フジローヤル新工場など

3階建てですぞ!これまでの3倍の面積らしい。
1階倉庫、2階ロースター、3階ミル




2018年3月20日は、記念すべき一日であった。
午前中は、森光さんが眠る能古島のお寺を訪ね、
お彼岸のお参りをして、昼から大阪へ。
フジローヤル新工場の竣工記念式があるというので、
「美美」の充子さんと「折り鶴」の藤原さん、
カメラマンの水崎さんと外観撮影もかねて参加してきた。
現工場の敷地の3倍にあたる3階建てには
倉庫、ミル、焙煎機のフロアがあり、
これまでにはなかったシャワールームなども完備。
働く環境にも配慮したつくりとなっている。
フジローヤルの新たな門出に立ちあうことが できて、
なんというか大変感慨深い。
日頃は、青い作業着の職人がスーツを着ているのも
新鮮で晴れがましい。
会場には、「チームねるっこ」のメンバー、
デザイナーの大治さんや設計の佐藤さんの顔もあり、
セレモニーが始まってしばらくして
ねるっこが数台ならんだテーブルが運ばれてきた時には、
おおーっ!!と歓声があがった。


充子さんと、開発担当の設計士 リニアクラフト佐藤さん。


充子さん。オーダーメイドで作ったという
洋服がとてもよく似合っていた。




と、大治さんが、正面の向きが違うんだけどと、
すかさずなおしはじめたので、さすがっ!と思ったのだった。
が、大治さんはその日、電車に乗り間違えて
関空方面へ行ってしまい、式典の最初に遅れるという
失態をやらかしてしまっていたのであり・・・。
へえー、意外と面白い動きをするんだと
親近感を抱いたのでした。



私は、社長の福島さんに工場の入口にかけてある
前崎鼎之さん(美美のロゴを書いた方)にお願いして
わざわざ書いていただいた書について
一言喋って欲しいと直前にいわれ、
服につける赤い花を手渡されたのでパニくってしまい、
ステージに立ったのだが、だんだん唇の上下がわなわなと
痙攣し始めるという極度の緊張状態に陥ってしまい、
あとで考えると、福島さんが話して欲しかったで
あろう雪の日の訪問の何もお伝えできなかった。
ああ、すみません。
その日は、書道教室で待っていてくださった
前崎さんがお抹茶をたててくださり、
それを頂き終わったところで、おもむろに
「創造の翼」と書くんでしたよね、いい言葉ですねと
立ち上がり、「勝負筆」と「なんでも鑑定団で
高く評価された中国の古い硯」をとりだして
一気にさらさらと4枚書いてくださったのだ。
そのうちの最後に書いた一枚が工場に飾られている。
表装も前崎さんにお願いして、ちゃんとしていただき
ましたおかげで素晴らしい仕上がりです。
ありがとうございます。
そういうことを話さねばならなかったのに、
完全に頭からすっ飛んでいた。 なんてこった。




21日は、「豆香洞コ−ヒ−」の後藤さんが焙煎の
プロファイルを担当しているパナソニックの
「ザ・ロースト」関連のイベントに参加した。
登壇者のなかに、沖縄の「豆ポレポレ」仲村さんと、
沖縄スペシャルティコ−ヒ−豆栽培のアダ・ファームの
お名前を見つけたこともあり、普段はイベントごとには
関心が薄い自分だが、案内のチラシをみた瞬間、
スマホで申込みをしたのだった。
後藤さんのマシンガントークに込められた珈琲への情熱は
もちろんだが、パナソニックの社員の方々の熱意や
人柄の良さを感じられた会であり、だからこういう製品を
生みだせたんだと納得がいったのだった。


またこれまで後藤さんが一人きりで、
「ゼロから1をつくりあげてきた」わけだが、
ここで仲村さんというロースター(2017年のロースト
日本チャンピオン。2018年にはドバイで開催される
世界大会に出場される)という心強い仲間が加わったことを
心から 喜んでいたのが印象に残った。
孤独な闘いに小さな明かりが灯った感じだろうか。
仲村さんは、沖縄のマホウコ−ヒ−さんから
とても素朴で素敵な方と話には聞いていたけれど、
実際その通りの方で、「ザ・ロースト」を
「最終的に、珈琲も人。これからは、人で珈琲を選ぶ
時代に突入したと思う」という話に深く共感したのだった。
私も「ザ・ロースト」の話を聞くうちに、鮨屋と同じく、
いやな人が握ったものは食べたくないもんな、
それと似ていると考えていたところだったので。
帰りは、アダ・ファームの徳田ご夫妻を紹介してくれた
長崎の「珈琲人町」の竹下さんが声をかけてくれたので、
思わず手を握って再会を喜んだ。


その後、夕刻から編集者の足立さんと
森光さんと大坊さんの対談本の打ち合わせを
「うどん杵むら」でしていたら、竹下さんがふたたび登場。
なんか来ると思っていたんだよなあ。
たまたま3人共通の知り合いである長崎の書き手、
下妻みどりさんの話をしたりして盛り上がった。
この日は、口絵に入れる写真の打ち合せをした。
そうです、ついに苦節?年に及ぶ沈黙をやぶって
2018年5月31日に全国で発行されます対談本『珈琲屋』。
価格が決まったら、詳細をお知らせしますね。
店を終えて合流した充子さんと足立さんと
繁枡の熱燗で前祝いをした。
最初は、お酌をしていたが、2合のみ終わる頃、
充子さんが「もう一杯ずつ、今度はそれぞれ!」と
簡潔に注文するので、これが充子さんです、
豪快で気風がいいんですと足立さんにいうと、
「ねー、本当ですねー!面白い」と笑っていた。



本日23日は、大分県の竹田で開催される
沼田塾主催「mon Sakata exhibition」へ。
なんでも坂田夫妻がみえるらしいので
私も一泊で参加してこようと思っている。
竹田をゆっくり歩くのは、高校生の頃、剣道部の合宿で
竹田高校をたずねて以来かも。楽しみだなあ。
それではまた明日。

                   (編集発行人 コサカ)



■■路地裏喫茶日記バックナンバー■■

■TOPページ■