《カサゴ・ウッカリカサゴ・アヤメカサゴの見分け方》
春はアラカブ釣りのシーズン。
アラカブという名前は九州北部で、カサゴ類の呼び名です。大分での呼び名はホゴと言いますが、分かりやすく「アラカブ釣り」と命名してます。
ここ、佐賀関沖で主に釣れるカサゴは3種。 まず本種のカサゴに、ウッカリカサゴ、アヤメカサゴです。
沖で釣れるものはどの種もサイズは同じ様なもの。 不思議とアヤメカサゴが釣れ出すと、6〜8割方は同種ばかり。 3種類がほどよく同じ割合で釣れる事は珍しいですね。






《マダイとチダイの見分け方》
釣っても、食べても、もらい物でも喜ばれるタイ。
日本人はタイが大好き。
タイと名の付く魚は多いけど、本当のタイの仲間はごく少数。
イシダイ、スズメダイ、ネンブツダイもタイとは別の仲間。
本題、マダイとチダイも、よく間違えやすい魚。
豊後水道ではチダイもよく釣れるので混合しがちなんです。

一般的な見分け方としては、尻尾の端が黒いか黒くないかでの見分けが言われていますが、実際、小さいものはよく分かりません。
それ以外の見分け方は以下のとおり。。。

チダイは、エラの上部が血が滲んでいるかのように少し赤いのですが、マダイは赤くありません。これは魚が生の状態であればよく分かるのですが、焼いたり煮たりすると見分けは、もうお手上げ。
 

これは背鰭(せびれ)の棘(トゲ)の長さの違いです。
マダイの背鰭のトゲはきれいな並び方をしていますが、チダイは第2棘と第3棘が少し長いです。これを見ると、結婚式で出されるタイのほとんどがチダイだ、ということが分かります。結婚式へ出席される際にはぜひご確認を・・・(^^)

最後に背中の形の違いを・・・。
マダイは、頭側が丸っこく、後はなだらかな形。頭よりに傾いた長めの形といったところ。 チダイは、全体的に丸っこい形です。しかし、いくら丸っこいといって実際に見るとマダイのように、やはり少し頭よりに傾いた形になってるので馴れた人でないとほとんど分かりません。
漁師などは細かい所を見なくても、魚のシルエットを見ただけで違いが分かるのは、こういった違いを無意識のうちに身に付いているので、すぐに分かるのです。



《ヒラソウダ・マルソウダの見分け方》
黒潮とともに北上してくるソウダガツオ。
ソウダガツオは、ヒラソウダとマルソウダの2種類。
ヒラソウダは刺身でもおいしいけど、マルソウダは生食すると中毒をおこすことがあるのでご注意を!!これはマルソウダには血合肉が多いため。だからこの2種類。しっかりと見極める必要があります。



一般的な見極めは上の図のとおり。
でもこれは、慣れるまでヒラソウダとマルソウダを並べて見てみないとなかなか分かりずらいので、もう一つの見極め方は下の図のとおり。


これなら、だいたい見極めがきくと思います。
これでもやっぱり心配なお方は・・・・火を通せば大丈夫。
 
余談
このソウダガツオ、一尺屋では「どんぎりガツオ」と呼ばれています。「どんぎり」とは、馬糞、田舎の道端にころがってる「う○こ」のことで、体型がこの「どんぎり」に似ていることからこう呼ばれています。言ってみれば「う○こガツオ」。
とてもかわいそうな名前です。



《ブリとヒラマサの見分け方》
このブリとヒラマサも見分けが難しいお魚。漁師だってまちがえるぐらい。
一般的な見分け方として、下の図のようですが・・・


 

一般的なブリとヒラマサの見分け方。魚類図鑑とかにもよく載ってますね。
上顎の骨(?)の端が角ばっている物がブリで、少し丸くなっているものがヒラマサということですが、これはかなり微妙です。上の図はわかりやすく書きましたが、実際はもっと「う〜ん・・・どうなんだぁ?」といった感じ。とくに60cm以下の個体だと、ほんとに分かりずらいです。(ある程度の大きさに成長すればハッキリ違いが出てきますけどね・・・)
そこで、もう一つの見分け方が下の図のような胸鰭と腹鰭の長さの違い。。。

 

ブリは、胸鰭(むなびれ)と腹鰭(はらびれ)の長さがほとんど同じなんですね。
ヒラマサは、胸鰭(むなびれ)よりも腹鰭(はらびれ)の方が長いのです。
腹鰭が長い分、パワーがあるということか?



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