Flower Lei Aloha Room
フラの誕生U(神話の世界)



 日本の古事記と同じように、ハワイイも神話の国でした。
神話の中には、日本のイザナギ、イザナミの国生みの神話やハワイイのワーケア・パパの国生み神話のように よく似ている神話もたくさんありますが、ここでは、神話の中のフラの誕生についてお知らせしたいと思います。

1. ペレとヒイアカの話
 ハワイイには、たくさんの女神がいますが、その代表格が火の女神ペレです。
ヒイアカは ペレの妹で優しく美しい女神です。
二人はキラウエアに暮らしていましたが、ある時、プナの海岸で二人は 人間の踊りに接します。
その夜、ペレは夢の中で フラの大鼓の音を聞きます。ペレの魂は その音に導かれて カウアイ島に着きます。そして、そこで島の美男子の王子 ロヒアウに出会います。夢の中で二人は恋人になります。夢から覚めたペレは 妹のヒイアカにロヒアウを ペレのもとに連れてくるように命じます。

 ヒイアカは苦難の末、カウアイ島にやっとたどり着きますが、ロヒアウはペレに恋焦がれて亡くなっています。
ヒイアカはロヒアウの魂を呼び戻すために10日間フラを踊り続け ロヒアウを蘇生させます。

帰りの旅も悪霊と戦う苦難の道程でしたが、ペレは二人の仲を嫉妬して、炎となってロヒアウを焼き尽くします・・・・・。このストーリーは 一番素朴なもので その他に もっと複雑な葛藤で 構成されたものもあります。ですから この後のストーリーも ロヒアウが生き返って ヒイアカと結ばれるものと、そうでないものとがあります。

この神話で注目する点が3つあります。
(イ) 一つは、人間の踊りを見たペレが 夢を見ることです。フラが夢幻の世界の触媒となっています。
(ロ) 次に、大鼓の音に導かれて カウアイの王子ロヒアウと恋仲になります。その大鼓の音も ペレとロヒアウが ロカヒする触媒となっています。
(ハ) そして、ヒイアカがフラによって 死の世界にいるロヒアウの魂と交信し、ロヒアウを蘇生させたことです。
ここには、神と人間とフラの関係が良く語られています。

2. モイケハとラアの話
 これはカヒキ(タヒチ)からハワイイへ新しい文化を伝えた王モイケハと、その息子ラアのお話です。

カウアイで死を迎えた 父の骨を故郷に祀るため、息子のラアはカヒキからやってきます。ラアの一行は ハワイの島々が見えて来ると、持ってきたパフという大鼓を叩き、竹の笛を吹いて到来を告げます。

オアフ島では 首長のマイカマラマが 胸をたたいてリズムをとり、パフに合わせてチャントを謡います。神話では、これが、パフに合わせて踊る起源とされています。
ここでの踊りは (フラ・カーエケ)という竹のパーカッションを使う踊りでした。
その後、ラアは行く先々で踊と音楽を教え、フラを広めました。

3. カポとケウェラニの話
 女神カポは 妹のケウェラニを連れて カヒキ(タヒチ)からニイハウ島にやってきました。カポは島の酋長ハラソイに 夜通しの宴に招かれます。
 そこでカポは酋長にのりうつり、チャントを謡い 妹のケウェラニに 踊りを命じました。ケウェラニはラレの鳥のさえずりのように 詠いながら踊ります。その踊りはフラ・キイ(途中で踊りを止め、堅い姿勢をとる。カイマナヒラ等)で、フラ・キイは人々を大変喜ばせました。

以上、2.3.の神話で大切なのは、ラアも、カポも踊りをカヒキ(タヒチ)からハワイに伝えていることです。ハワイの人々にとってカヒキは無視できない存在だったのだと思います。


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