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ペレとヒイアカの話 |
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ハワイイには、たくさんの女神がいますが、その代表格が火の女神ペレです。
ヒイアカは ペレの妹で優しく美しい女神です。
二人はキラウエアに暮らしていましたが、ある時、プナの海岸で二人は 人間の踊りに接します。
その夜、ペレは夢の中で フラの大鼓の音を聞きます。ペレの魂は その音に導かれて
カウアイ島に着きます。そして、そこで島の美男子の王子 ロヒアウに出会います。夢の中で二人は恋人になります。夢から覚めたペレは
妹のヒイアカにロヒアウを ペレのもとに連れてくるように命じます。
ヒイアカは苦難の末、カウアイ島にやっとたどり着きますが、ロヒアウはペレに恋焦がれて亡くなっています。
ヒイアカはロヒアウの魂を呼び戻すために10日間フラを踊り続け ロヒアウを蘇生させます。
帰りの旅も悪霊と戦う苦難の道程でしたが、ペレは二人の仲を嫉妬して、炎となってロヒアウを焼き尽くします・・・・・。このストーリーは
一番素朴なもので その他に もっと複雑な葛藤で 構成されたものもあります。ですから
この後のストーリーも ロヒアウが生き返って ヒイアカと結ばれるものと、そうでないものとがあります。
この神話で注目する点が3つあります。 |
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(イ) |
一つは、人間の踊りを見たペレが 夢を見ることです。フラが夢幻の世界の触媒となっています。 |
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(ロ) |
次に、大鼓の音に導かれて カウアイの王子ロヒアウと恋仲になります。その大鼓の音も
ペレとロヒアウが ロカヒする触媒となっています。 |
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(ハ) |
そして、ヒイアカがフラによって 死の世界にいるロヒアウの魂と交信し、ロヒアウを蘇生させたことです。 |
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ここには、神と人間とフラの関係が良く語られています。 |
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モイケハとラアの話
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これはカヒキ(タヒチ)からハワイイへ新しい文化を伝えた王モイケハと、その息子ラアのお話です。
カウアイで死を迎えた 父の骨を故郷に祀るため、息子のラアはカヒキからやってきます。ラアの一行は
ハワイの島々が見えて来ると、持ってきたパフという大鼓を叩き、竹の笛を吹いて到来を告げます。
オアフ島では 首長のマイカマラマが 胸をたたいてリズムをとり、パフに合わせてチャントを謡います。神話では、これが、パフに合わせて踊る起源とされています。
ここでの踊りは (フラ・カーエケ)という竹のパーカッションを使う踊りでした。
その後、ラアは行く先々で踊と音楽を教え、フラを広めました。 |
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カポとケウェラニの話 |
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女神カポは 妹のケウェラニを連れて カヒキ(タヒチ)からニイハウ島にやってきました。カポは島の酋長ハラソイに
夜通しの宴に招かれます。
そこでカポは酋長にのりうつり、チャントを謡い 妹のケウェラニに 踊りを命じました。ケウェラニはラレの鳥のさえずりのように 詠いながら踊ります。その踊りはフラ・キイ(途中で踊りを止め、堅い姿勢をとる。カイマナヒラ等)で、フラ・キイは人々を大変喜ばせました。 |