Flower Lei Aloha Room
クムフラの言魂(ことだま)

 言魂とは文字通り 言葉の魂のことです。 太古の昔 言魂は世界のあらゆる地域で、信じられていました。
 ハワイイにオリが生まれ、、日本に万葉集が生れたのも、そのあらわれです。
 生徒の心に、フラの真髄を伝えようと 発せられた言魂には、ハワイイのマナが漲っています。心を開き、感性を高めて理解したいと思います。

Olana Ai
オラナ・アイ


“オラナのハワイ語の意味は
『永遠の命(OLA・ANA)』
神聖で素晴らしいお名前ですね
師:クムの母
ブロッサム・カイリポニ・クラーク・カイポ
3歳の幼児期より師事

ハワイイ文化の伝承普及のため特に
ケイキ・フラに尽力多大の成果を収める


A 日本とハワイは 異なる歴史を歩んできたけれど、大昔に遡れば 私たちは同じような文化的背景を持っている民族だったの。
たまたま違う道を歩んできただけで、根本にあるものは 一緒だと思ってるわ。


B We study Hula to tell our story.
We tell our story to enlighten our souls.
We enlighten our souls to enrich our lives.
私たちは 自分たちの物語を伝えるために フラを学ぶ。
私たちは 魂を導くために 物語を伝える。
私たちは 人生を豊にするために 魂を導く。


C 技術的なことは、本を読んだり 人から聞いたり 練習を重ねれば、誰でも、ある程度 体得していくことができる。
でも、本当に理解を深めるには、ハワイイに来てほしい。
ハワイを感じてほしい。


D 私たちは フラを学びたがっている 全ての人に教えたいと思っているわ。でも その前に ひとつだけ覚えておいて もらいたい事があるの。
それはね、フラは そうは簡単に学べるものではない と云うこと。
なぜなら、フラは 私たちの生活そのものだから。




A クムフラ オラナ・アイ先生と、フラワーレイのホームページについて
 ラナ・アイ先生は 私にとりまして、最初にフラを教えて下さった 有難い大切な先生です。今でもその時の感動は忘れることができません。
 先生は 太陽のような方で 先生が現れると マナが教室いっぱいに溢れて、生徒はレッスン前から 豊かなハワイイの自然につつまれたような そんな気分になりました。
 にこやかに、つつましく、明治の日本の女性のように、微笑まれて教えてくださる先生は、とてもチャーミングで、母の温もりを感じました。
 その先生の言魂(コトダマ)を、フラレアの9号で発見したのです。

 「大昔を遡(タド)れば 私たちは同じような文化的背景を持っている民族だったの」

 私は 又々この言魂に感動し、皆様にお知らせしたいと思いました。
そして 先生のおっしゃっている事が学会でも 縄文人とハワイアンのDNA鑑定で 証明されていることを同時に知り、ホームページを 立ち上げることにしたのです。
 以来、私は このホームページで フラ文化を高揚するとともに、ハワイイ文化と日本文化の同質性を探り続けています。嬉しくなるほど あらゆるところで、文化の出合いがあって、これからが 大変楽しみになっています。


B 感性を高めて、静かなる表現、"Story"と"Souls"を探りましょう。
 さて We から始まって lives で終わる オラナ・アイ先生の言魂を、直訳文の現代文風に読み流しますと、Story が単に“物語”では その内容が偏狭にみえてきます。
 でも 原文をジット視つめていますと、story には 豊饒な内容が 幾重にも思い込められているようで 溢れ出るものを感じます。

 先生はあえて、大上段の表現を避け、謙虚で深遠な言葉を選ばれたのだと思います。そして、あとは生徒さんの感性に委ねたのではないでしょうか。
 そこで私は、間違っているかもしれませんが、蛮勇を奮って 先生に手を上げたいと思います。

 原文を何度も読んでいますと、先生のハワイイの 自然の光彩や香気や そして 言葉には表現できない 様々なマナを感じますが、あえてそれを 無理矢理に一言で表現させていただきます。

『ハワイイの自然と幾世代も、ロカヒしてきたハワイアンの、誇りある Story だと思います。』

 はるか 日本の大和時代(AC500頃)、太平洋の大海原を マルケサス諸島から 約束の地を目指して、ハワイアンの祖先は3500`、現代では考えられない大航海を カヌーの小舟で成し遂げました。
 大自然の猛威に 揉まれに揉まれて、約束の地、ハワイイのモロカイ島に上陸し、ここを子孫の地と定めたのです。

 つまり Story は、この勇気と希望と知恵と不屈の魂で あらゆる難関を突破した、祖先への畏敬の念と、祖先を守り受け入れてくれた 大自然の力に対する感謝の祈念を、称揚することから 始まったのだと思います。

 そして 宇宙のすべてに マナを見い出し、オリを唱え、メレとカヒコを産み、蒸留発酵させて、世界に誇るフラ文化を展開し、それを、幾世紀もの風雪を糧として、創造発展させた 誇りある民族の Story ではないでしょうか。

 歴史 文化 経済 哲学 神話 その内容は膨大で、同時に その内容に磨きをかけ 伝承してきた人々の、営みやその喜怒哀楽まで含めますと、その Story の重量は計り知れないものがあるのです。
 先生のお家では代々、そうした Story を伝えてこられたのだと思います。その伝承の重さには 深く感動をいたします。


 次に Souls です。
 これも単に魂だけでは意味が狭くなります。ハワイアンは 宇宙の全てに “マナ” を見い出し、そのマナとロカヒする哲学を展開しました。

“ アロハの心 ” です。(当サイト「アロハの心」参照)

 宇宙全般に対して、真摯で誠実で 深い愛情から始まる この精神文化は、人類の理想です。 そのアロハの心を オラナ・アイ先生は、更に純粋なものに、さらに完成されたものへと 導こうとされています。 単なる言葉だけではなく、生活全般の中で追求されているのが 最後の行で 伝わってきます。
 Hula と Story と Souls と Lives が 一体となって、その生活の営みの中で 実現できた時、本当に人生の豊かさを味わえると おっしゃられているようです。


 先生のこうした Souls と 今日の日本フラ界の Souls を考えますと、本当に恥ずかしくなります。
 みなさん、どうかご一緒に手をつないで、清らかで純粋な心を培っていきましょう。


C 本当の理解を深めるためには ハワイイに来てほしい
 先生のこの言魂は、平安時代から今日まで弘法大師の名で 親しまれ信仰されている 真言宗は空海の 言魂を思いおこさせます。

 『秘蔵の奥旨(オオシ)は文を得る事を貴しとせず ただ心をもって心に伝えるにあり。 文はこれ糟粕、文はこれ瓦礫なり、糟粕瓦礫を受ければ、すなわち 粋実至実(スイジツシジツ)を失う』

 この言魂は、空海が、当時天台宗の座主で 平城天皇をはじめ 皇族方も帰依していた 最澄にあてた手紙の一部です。そのいきさつを申しますと、 最澄は唐で天台を学んできたのですが、密教についても学びたいと思っていました。そこへ空海が 中国密教の総師恵果から 密教第8代の称号を受けて、多くの経典をたずさえて帰ってきたのです。そこで最澄は天台の教えと 空海の真言の教えの 調和をはかろうと空海に経典の借覧を申し込みます。初めのうちは 空海もそれを応じていたのですが、“理趣彩経の経典の借覧を申し込まれた時、ついに拒絶したのです。それは真言の教義に反するものだったからです。その手紙の意味は…、

 『つまり書籍(教典)で得たものは、それは書かれた人の追求した真実そのものではなく、それは酒が真実とすれば、糟粕にすぎない。だから真言密教では、師は全生活の生きざまを通して、弟子の心に 心をもって伝えなければならない』 ということです。

 オラナ先生が 本当のフラを会得したければ、ハワイイにおいでなさい とおっしゃるのは、空海の言魂と同じように思えるのです。

 つまり フラは単なる踊りではなく、前文の Story と Souls を背負ったものですから、ハワイイの自然のマナを欠かすことはできないのです。
 ハワイイの太古から続いた 大自然に浸り、森羅万象様々なマナを 肌で感じ取り、そしてそのマナの思恵を受けて、先生の前に立ったとき、始めて 先生の教えが一層身に染みて 喜びと感動が湧き上がるのだと思えるのです。


 ですから、ハワイイ観光のような世界ではなく、  ハワイアンの祖先が 始めてマナを感じたときのように、先生のハワイイの世界には 素晴らしい感動が いっぱいあるのだと思います。

 でも、私たちは覚悟しなければなりません。そして深く想いをいたさなければならないと思います。最後の [D] の行は、私たちへの警告と課題ではないでしょうか。


D フラは、そう簡単に学べるものではないと云うこと なぜなら フラは私たちの生活そのものだから



 ここで一寸 私の経験を聞いていただきたいと思います。

 『秋山を紅葉を繁みまどわせる 妹を求めむ山路しらずも』

 これは万葉集の歌人 柿本人麻呂の亡き妻を恋したう 詩歌ですが、この詩歌の 妹を求めて、“もみじを繁みまどわせる” という その心情は、その詩を知ってから20年後に たまたま夜叉神峠のつづら折に幾重にも重なった 美しい山路に入った時、初めて 今までとは違った 深い感動となってあらわれました。

 およそ1250年の時空を越えて、人麻呂の心情が、その夜叉神峠の “もみじ” に乗り移って 私を美しい “もみじ” の山路へ、奥へ奥へといざない まどわせたのです。マナは 時空を越えて、ロカヒしてくれたのです。比叡山(ひえいざん)の紅葉(もみじ)でもなく、嵐山の紅葉でもなく、夜叉神峠の紅葉が、その特定された自然が 人麻呂と私をロカヒしてくれたのです。

 ですから、矢張り ハワイイの自然は、フラにとって 欠かせない大切なものだと思います。


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