第一回 福岡県特攻勇士慰霊顕彰祭報告


昨年平成24年12月8日(大東亜戦争勃発記念日)を期して除幕竣工式を行った
「福岡県特別攻撃隊勇士之像」であるが、その折 今後毎年ここ福岡縣護国神社
の春季例大祭に合わせて、その二日目の5月4日15時より像前にて『慰霊顕彰
祭』を行うと決めてありました。
それに従い3月より諸準備を行い、献金をしていただいた約900名の方々主体に
案内を差し上げたところ、約220名の出席の御返事となりました。
例年“どんたく”は2日の内1日は雨が降るのが通例ですので、天幕も張る計算と
し、お土産に特攻饅頭を特製する等それぞれ外注し、準備担当者会議を重ねたり、
準備万端整い愈々当日を迎えたのであります。  
12時、事務所に大保氏のセミトラック車が到着し、荷物一式を積み込み、菅原委
員長、田中・魚住各担当理事、斉藤事務員が神社現地に到着。種々のどんたく隊
が参集殿及びその近所でゴッタ返す中を準備にかかった。
5張のテントと200の座席は専門のパーティー企画が予定通り設営してある。受付
用のテントはどんたく関係が使用中であったため、我が方のテントに受付を開帳し
た。早い人はどんどん来場されるので、14時からの受付を早めて対応した。
進行その他の予行演習も行い、神社側も紅白の幕を廻らせて、その中に祭壇等も
設定された。その内どんたく隊も少し減り予定通りのテントに受付係は移動した。
開会に先立ち岡田司会者より御遺族・議員等の方々を紹介した後、15時より式
次第の通り開始した。式次第は以下の通りである。


             式 次 第

                         司会者 岡田敏江理事
祭典之部

1.開会のことば(兼挨拶)         神塚理事

2.国旗に敬礼 (本殿側に高く掲揚してあるのでそちらを向いて行う)

3.国歌斉唱  (全員にて)

4.黙   祷  (ラッパ『国の鎮め』をテープにより行った)

5.神   事  (縣護国神社にて実施)
   修祓之儀
   降神之儀
   献餞之儀
   祝詞奏上                 田村宮司
   慰霊のことば               (祭主)菅原委員長(下記記載の通り)
   玉串奉奠  二礼二拍一礼      (指名は司会者により)
     宮  司                田村宮司
     祭  主                各会の所属者は代表と同時に行った
     遺族代表               (今村八洋氏)
     議員代表               (川口市議会議員)
     福岡県偕行会            (岩ア副会長)
     福岡県水交会            (津田会長)
     福岡県郷友連盟           (吉田会長)
     福岡県海友会            (宮原会長)
     福岡県傷痍軍人会         (中村副会長)
     正しい歴史を考える会       (竹口副委員長)
     日本会議福岡            (山本理事長)  
     陸軍墓地修復改良保存委員会 (塚田副委員長)
     その他の参列者代表(全員)   (和田理事)
   撤餞之儀
   昇神之儀

   祭典終了し神職退下す。


式典之部

1.電報ご披露                魚住理事 (下記記載の通り)

2.献  詠  「海ゆかば」         (各会代表8名にて合唱)

3.献  歌                  (全員での合唱)
         (「同期の桜」1〜5番用意した内1〜3番まで唱った)
                            
4.御遺族代表挨拶             今村彩子代理 今村八洋氏(息子さん)

5.閉会のことば(御礼兼)         三原理事


予定より早く16時10分終了した。あと記念写真を撮る方々や像を詳しく見る方々
も多かった。御遺族を含め出席者からは「本日の慰霊顕彰祭に出席して良かった」
「感激した」「毎年期待する」等々の言葉が聞かれ、当事者として担当者一同喜ぶ
と共に、毎年5月4日15時からの当祭実行を誓ったのであった。




【慰霊のことば】

慰霊顕彰の辞

本日ここに福岡県特攻勇士慰霊顕彰祭をとり行うに当たり、主催者として謹んで
申し上げます。
福岡県の多数の方々の熱いお気持による献金をいただいて、特攻勇士之像が
当地に建立され、昨年平成二十四年十二月八日盛大な除幕完成式が行われ
ました。
その折に、永代神楽祭として毎年護国神社春季例大祭に合わせて、五月四日に
特攻勇士慰霊顕彰祭を実施するとの取決めがあり、本日はその最初の一回目で
あります。
大東亜戦争は今を去る七十一年前の昭和十六年十二月八日、本県での特攻勇
士第一号となられた古野繁實海軍少佐他の 九軍神による特殊潜航艇のハワイ
真珠湾攻撃から始まりました。緒戦は目を見開く進撃でしたが、昭和十七年六月
敵に三倍する兵力で行ったミッドウェー海戦は、不運にも予期せぬ大敗となり、
それを転機として守勢となり、南方戦線では勝利無く、次第に敗色を増し、フィリピ
ンから遂に沖縄本島にまで上陸を許し、対するに無敵連合艦隊は既に無く、遂に
空中・海上・海中よりの必殺の体当たり特別攻撃を採用するに到りました。陸軍も
航空に海上挺進隊にとこれに呼応して奮闘したのです。
特攻隊員は主に二十歳前後の若者であります。福岡県出身の参百壱名の方々
は、そのお名前はこの特攻勇士之像の内に奉納されて居ります。
当然乍ら、子供は無く、優しかった父母も既に居られません。然し乍ら貴方がた
勇士の事を私共は決して忘れる事は無いのです。
本日も貴方がたの、勇気と国を思う情熱と実行力とを理解し語りつぐ御遺族や同志
多数が集まって居ります。そしてこれからも毎年五月四日には此の像の前に集ま
って特攻という何ものにも替えられない「誠」があった事を偲び語り合い、言い伝え
続ける事を誓い、慰霊顕彰の辞と致します。
                      平成二十五年五月四日

                  祭主 福岡県特攻勇士慰霊顕彰委員会
                        委員長 菅 原 道 之




【電報ご披露】

第一回福岡県特攻勇士慰霊顕彰祭の厳粛、盛大をお祝い申し上げます。
国の為尊い命を捧げて下さった若い特攻の皆様方のご冥福を心よりお祈り致し
ます。               福岡市遺族連合会会長 新宮松比古



『第一回 福岡県特攻勇士慰霊顕彰祭』の御開催を、心よりお慶び申し上げます。
今の日本が先人達の犠牲の上になりたっている事を肝に銘じ国政に邁進して参り
たいと存じます。
この度の顕彰祭開催のためにご尽力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
併せて本日お集まりの皆様の、ご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
                  衆議院議員 鬼木 誠


第一回福岡県特攻勇士慰霊顕彰祭のご開催が厳粛な中に執り行われますことに
敬意と感謝を申し上げます。
御霊の安らかならんことをお祈りいたします。
関係各位の皆様のご尽力に、心より敬意を表しますとともに、ご参集の皆様のご健勝
を祈念申し上げます。     参議院議員 大家敏志


第一回福岡県特攻勇士慰霊顕彰祭に心から敬意を表しますと共にご英霊の御霊安か
らんことをお祈り申し上げます。特攻勇士の遺された思いは決して忘れてはなりません。
本日の慰霊祭にあたり、散華された御霊を顕彰し深甚の感謝のまことを捧げます。
                   衆議院議員 西川京子


第一回福岡県特攻勇士慰霊顕彰祭が執り行われますことを、心よりお慶び申し上げ
ます。
関係各位の皆様のご尽力に敬意を表しますとともに、英霊各位のご冥福を心よりお祈
りいたします。          福岡県議会議員 樋口 明

                                            以上




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