番匠川サイクリングロード 2000年12月24日(日)実走

大分県の佐伯市内を流れる一級河川「番匠川」には、その河川沿いにサイクリングロードがあります。
地元でもそこがサイクリングロードだと認識している人は意外と少ないようですが、
時にはジョギングコース、時には犬の散歩コース、時には通学路、あるいは
地元の学校のマラソンコースとしても利用され、市民に親しまれている道です。これを紹介します。

サイクリングロードの下流側の入口は、港の木材団地のそばにあります。
ここから川を遡上しつつ見ていきましょう。



入口のスロープを上がると、左手に海が見えます。
天気も良い昼下がり、思わずこのまま呆けて海を眺めて居たくなりました。
昔は、冬になるとこの辺りでサヨリだのカレイだの狙う釣り人が
釣り糸を垂れていたものですが、最近はそんな自然の恵みも減ったようです。

さ、気を取り直して、右手に伸びるサイクリングロードをのぼって行きましょう。

 

サイクリングロードといっても、河原の土手の上を舗装した遊歩道のようなもので
川にかかる橋のたもとで車道と交差する以外は、完全に一般道路と隔離されています。
排気ガスも、エンジン音も、遠くに霞むのどかな風景の中、のんびりとペダルを漕ぎましょう。



冬場は、途中右手に見える池にカモ(青首)がたむろしている光景にもお目にかかれます。
なんでも大きな亀も居るらしいのですが、私は見たことないですねぇ。

入口から3キロ弱。ちょうど「新佐伯大橋」の下をくぐり抜けて再び土手の上に登ったところで
前方右手に赤い屋根の建物が見えてきますが、これは「佐伯市民体育館」です。
左手に見えるのは河川敷のゴルフ場です。ちょっとサイクリングロードから外れて
「佐伯市民体育館」に立ち寄ってみましょう。



何を隠そう、ここは私が愛車の写真を撮るのに良く使う場所です。
たとえば、こんな風に。



ん?ちょっといい感じ。「愛車の数々」のページに差し換えて使おうかな?
川面に映り込んでいるのは桜の木。そう、川の対岸は桜並木になっていて
毎年、春になると見事な咲きっぷりを見せてくれます。

市民体育館の横には番匠川の支流「中江川」が流れているのですが
その川に沿って、体育館の横がこんな風に整備され、休日には家族連れや学生などが
のんびりと腰を下ろして過ごす風景が見られます。
市民体育館の奥には武道館もあります。体育館ともども、割と利用者は多いようです。
駐車場が広く、数十台分はあるので、ここを拠点にサイクリングロードを利用するのも良いかも。

 

かく言う私も、上の左の写真に見える橋を渡ってきて
ここからサイクリングロードに乗るパターンが多いです。

さて、一休みしたら再びスタートしましょう。
体育館から出たら、ひとまず、サイクリングロードと平行に伸びているこの道路を走ります。



この道路を走っていると程なく、左手に分岐する枝道があります。
その枝道に入り、「佐伯大橋」の下をくぐると、橋の向こう側で
土手の上へと登るスロープがありますので、そこで再びサイクリングロードに戻ります。

 

これは再び土手の上に登りついたところ。要所要所にはこんな風に車止めが立っています。
右手に「スポーツ公園」が見えています。もう少し手前に舗装された区画もあるのですが
平日の放課後の時間になると、ここで練習をしているBMXerもチラホラと見受けられます。
ここも休日になると利用者が多いですね。私も昔ここでラジコンカーを走らせて遊びました。ハイ。



車が入って来れないおかげで、ジョギングする人あり、ベビーカーを押して歩く人あり、
のんびりと散歩する人もあり、時にはこんな風に一人?でのんびりと散歩する犬も居ます!?
イマドキ都会じゃ考えられない光景ですね。放し飼いなんて。実にのどかです。



立ち止まってカメラを構える私の方を、なんども振り返りつつ
テクテク歩いていく犬。遊んで欲しいのか?ん?

さらに上流へ走っていくと、こんな「堰」がいくつもあります。
夏休みの時期になると、近所の小・中学生や家族連れが泳ぎに来て賑わいます。
さすがに女子高校生やOLはこんなところには来ませんが....タブン。



この辺りは、野鳥もかなり生息していて、時折思わぬところで見慣れぬ鳥を見かけます。
サイクリングロードの全区間中、ここ一箇所だけですが
バードウォッチングの為の双眼鏡と野鳥図鑑が立っています。

しかし、よりにもよって堰の目の前に双眼鏡を立てるとは....
あくまで鳥を見るためのものですよ。トリ。



前方に「JR日豊本線」の鉄橋が見えてきました。
この下をくぐると、そのすぐ先が佐伯市と弥生町の境界です。
右手に見えているのが国道217号線で、この先で国道10号線にぶつかります。



「番匠大橋」のたもとまで来ました。木材団地のそばの入口からここまで約9キロ。
目の前を走る国道10号線も、宇目町を通る国道326号線が拡幅整備されてから
交通量がずいぶん減りました。サイクリストとしては走り易くなって嬉しいのですが。



もうちょっと河川敷の風景を楽しみたいなら、この左手に見える「番匠大橋」を渡りましょう。

橋の中ほどから川の上流に目を向けると、こんな光景が広がっています。
この左手に見える土手の上がやはり舗装されていて、たまに車が通る事もあるのですが
快適にサイクリング出来るルートです。



ただ、その前に、今目の前に見えている
国道10号線の車道を横切らなくちゃならないんですよねえ。
自転車を押しながら横断するにはちょっと車が多いかも。

この川の右岸に見える土手の上を走っていくと、1〜2キロで再び橋を渡って
川の左岸に戻ることになります。
(「右岸」「左岸」とは、川の下流に向かった時の右左を言います。参考までに)
その橋まででおよそ11キロ。その先は「県道35号(三重弥生線)」へと続いています。
県道35号線はまた、のんびりとした風情のサイクリング向けルートです。

川の対岸に見える橋は、国道10号線なんですが
この橋の左手側のたもとに「道の駅」が建設中です。
これが出来たら、県道35号線を使った本匠村エリアのサイクリングの拠点に使えますね。
平成13年春にオープン予定だとか。



(終わり)


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