大分県サイクルスポーツ日田大会レポート 2001年7月29日(日)

大分県では、毎年一回、県内各地を転々と場所を変えながらサイクリング大会が開催されています。
第26回目となる今年は日田市での開催。目玉は昨年開営されたサッポロビール九州工場の見学です。

7月29日、まだ夜も明けやらぬ午前3時半過ぎ。

佐伯市から日田市までは、大分道を使えば2時間少々でアプローチできる距離だが
サイクリングと同じくらい?ドライブも好きな私としては、時間と体力が許す限り一般国道を走りたい。
そんなわけで、早めに家を出ました。

佐伯市〜R217、R10〜犬飼町〜R57〜竹田市〜R442〜久住、瀬の本、小国町〜R212〜日田市

これは以前よく福岡方面に遠征していたときに使ったルート。日田市までは145キロほどあります。
東九州を縦断している国道10号線に比べると、442号線や212号線などの3桁国道は
少し田舎っぽくて、ドライブするにはいいですね。飽きが来ません。車が少ないのもイイ。

 

山の中の一本道を走っているときに目にする自然の風景もいいですが
街中を駆け抜けるときに、目の前を流れてゆく街並みや、窓から吹き込んでくる風に
その街独特の香りというか、生活臭のようなものが感じられたりして
私は、高速道路よりも、交通量の少ない一般国道を走るのが好きです。

夏の暑い時期、これから強い陽射しの下でサイクリングする事を考えると
今、一日のうちで最も涼しい早朝の時間帯に、窓を広く開けて風を感じつつ
ゆったりとした気分でドライブしているこのひとときが一番幸せかも。そんな事を思いながら
軽くアクセルペダルを踏みつづけました。

やがて日田市街にさしかかりました。ふと、時計に目をやる私。「まだ、少し早いな?」
少し日田市内を巡ってから、今日の大会の会場となる日田市役所へと車を乗り入れました。
午前7時半過ぎ。すでに大会のスタッフの方々が受付の準備をはじめていました。

駐車場で、エンジンを止めるとみるみるうちに室内の温度が上昇します。
今日の大分県西部の予想最高気温は、なんと35度!先行きが思い遣られます。
受付開始時刻の午前8時をまわるや否や、続々と参加者が到着してきました。



大分と言えば、やはり津末の黄色いジャージでしょうか。彼らが来ると一気に会場が賑やかになりますね。
さあ、私も早いとこ受付を済ませておこう。



受付場所に行ってみると、当日受付もやっていました。どうやら
福岡や熊本といった県外からの参加もあるようです。「天領・日田」の魅力がなせる技でしょうか。



サイクリング大会の楽しみのひとつが、いろんな自転車を見れること。
今回のような、のんびりゆったり走れるイベントとなるとその車種も実に多彩です。
ビアンキの折りたたみ、カッコイイですね。



受付テントの裏側へ回ってみると、今日のサイクリングコースが書かれた大きな紙が用意されてました。
ううん....覚えて無くても大丈夫ですよね?

 ....というか、暑いから、もう最短距離で直接ビール工場へ行きたいんですけど? ダメ?

 

午前9時から、開会式が始まりました。参加者は、名簿上では100名を越えてました。
実際に受付した人数は100名を少し下回っていたかな?
小さな子供からご年配の方まで、幅広い年齢層の参加者が集っていました。

開会式が終わると、参加者はスタートの準備に散っていきます。



と、テントの横で、早速麦茶をいただいている人たちが....それ、走行中に休憩所でもらう筈のお茶では?
などと言いつつワタシも一杯いただきました。この日、日田市は朝から暑かった....



そろそろスタート間近。ビシッとレーサージャージを身にまとった人たちが最前列に並びます。

....でも、今日ってそこまで身構えるほどの距離は走らないと思いますけど?

ちなみに私はほとんど普段着のまま、アンダーシャツだけはサイクリング用のものを着てました。



列の後ろの方を見やると、やはり普段着っぽい格好の参加者もチラホラ。そうそう、気楽に楽しみましょうね。



花火の号砲を合図に、いよいよスタートします。イキナリ目の前の横断歩道を渡るので
スタッフの指示に従って、信号を遵守します。



日田市役所からビール工場までの往路は、少し遠回りしてのんびりと走りました。
難易度の低いコース設定もあって、チビッコレーサーが大人に混じって奮闘しています。ガンバレ!



....なんともアヤシイカラーリングの自転車発見。って、私の知り合いだったりして。
ホントにやったんだね。「HONDA」のロゴを入れちゃってまあ。



日田の街中を抜けて郊外へ出ると、登り坂のおでまし。
私は「サイクルマラソン阿蘇望」を走った翌週なので、このくらいは序の口ですが
普段坂道を走り慣れない人には辛かったでしょうね。けっこう勾配もありました。



ひとしきり登り坂で汗をかいたら、頂上で一休み。スタッフがスイカを切って待ち構えていました。
これが美味い! ワタシひとりで四切れも五切れもいただきました。ゴチソウサマ。

おいしいスイカに舌鼓を打ったら、再スタート。この先は下り坂が続いていました。しばしの極楽気分。



ここで、私の自転車に思わぬ異変が....フロントブレーキからモノスゴイ音が出始めました。
先週は何とも無かったのに。こりゃあ帰ってから再調整せねば。とにかく今はなるべく使わないに限る!?



ちょっと走ったら、また道路際の広場に転がり込んで休憩。
先導車の誘導のもと時間調整をしながら走ります。これならファミリーで参加しても大丈夫。



休憩所からチラリとお洒落な橋が見えたので、パチリと一枚。
最近は、こういった見た目に楽しい橋が多いですね。観光ツーリング派のワタシとしてはひじょーにウレしい。



しばしの休憩の後、ふたたびスタートします。そろそろビール工場が近い?



先ほどの橋の上を走っている風景をパチリ。 ....な、なにを口にくわえてるんですかっ!?

 

ようやくサッポロビールの九州工場へと到着しました。いやあ、待ちかねました。はやく呑も!



正面玄関のもうひとつ奥の建物の前に乗り込んで、散り散りに自転車を停めます。
皆さん、暑さに耐えかねて日陰に逃げ込んでますね。

ここで、参加者は二組に分かれて工場見学をしました。
ガイド役のお姉さんにくっ付いてひととおり見学を済ませたら、最後はお待ち兼ねの試食?会です。
大会要項に「試飲会」ではなく「試食会」と書いてあるのを訝しげに思っていたのですが
やっぱり期待通りの試食?会でした。



さあ、20分間無制限一本勝負!? なんでも今までの最高記録は12杯だとか。信じ難い数字ですね。
私は僅か2杯で手が止まりました。なんたって下戸ですから。



試食?会(まだ言うか....)のあとは、敷地内にある芝の上でお昼ご飯をいただきます。
陽射しは暑いけど、芝生の上にゴロンと座り込んでのゴハンは美味しい!。
思わず、数年前にサイクリングイベントで訪れた熊本のフードパルを思い出しました。



なんてことはない?幕の内弁当でも、天気のいい日に芝生の上で食べると美味しいです。



小さな子供も大人とおんなじ弁当をもらって大喜び?大きな弁当と格闘しています。
左利き....なのかな?ぎこちなくお弁当をつついています。



昼食を終えたら、しばらくのんびりと過ごしてから、いよいよ豆田町へ向けて出発します。
普段(少なくとも私は)お目にかかれない、大分県サイクリング協会の御大のサイクリスト姿。
今日は参加者と一緒にサイクリングを楽しんでいました。



ここまでで走行距離はわずか13キロ程度。このまま豆田町へまっすぐ戻ったら
今日の走行距離は20キロ足らず、か?



ふと、橋の上から川面を見ると、おじさんが鮎釣りしていました。この時期なら友釣りですね。
釣れてますかあ?

 

参加者の一団が、豆田町に到着しました。俥屋(くるまや)の方に豆田町のガイドマップをもらって
思い思いに散策します。

私も豆田町を歩くのは久しぶり。人気の羊羹屋さんやクンチョウ酒造などを一巡りしたあと
一軒の茶店に転がり込んで氷をいただきました。こう暑いとカキ氷を食べたくなります。



レポートを御覧の皆さんにも、涼をオスソワケ。最後に、
小豆の甘味がサッパリしていて美味しかった冷た〜い宇治金時の画像をお楽しみ下さい。

(終わり)


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