南阿蘇にて、一心行の大桜と高森峠の千本桜を愛でる 2002年3月31日

全国的にも有名な、熊本県阿蘇郡白水村の「一心行の大桜」と、そこから近い
高森峠の九十九曲で観られる「千本桜」を、ご紹介します。
水源巡りや温泉巡りと併せて楽しめば一日ではまわりきれないほど楽しいスポットです。

まずは白水村の一心行の大桜から。

白川水源の駐車場からアプローチすると片道5キロ弱、
中松小学校から少し長陽村方向へと下ったところにあります。
詳細は、現地で無料配布されている観光MAPを入手しましょう。



臨時駐車場から歩いて向かうと、大規模な屋台村?にビックリ。
大樹の枝を揺らし、吹き抜けて低く唸る風の音が....なんて風情は何処へやら。
一大観光スポットに詰めかけた人の群れに圧倒されます。



一面に広がる菜の花畑の向うに、堂々と構える桜の大樹。その遥か向うに見えるは外輪山。
なんとも雄大な景色です。

しかし....ここの桜もやっぱり花の色が白い?



間近に寄って、枝をひとつ手繰り寄せ、じっくりと観察してみる。
やっぱり、花びらの付け根まで真っ白。これは桜の種類のよるのでしょうか?
植物学に疎い私には「こんな白い花、桜じゃないやい。」と文句をたれるしか出来まっせん。



すっかり観光地然とした一心行の大桜の周りでは、にわかカメラマン?が多数出没。
かく言う私は、桜の大樹よりも、その周りの菜の花畑に目を奪われましたけどね〜。


さて、ひとしきり目の保養をしたら......やっぱり花には団子が付き物でしょうというわけで
白川水源まで戻って、アイスクリームに飛びつきました。



この白川水源のそばにあるお店には、自家製のアイスクリームが販売されています。味も色々。
今日は、ちょうどイチゴが旬の時期でもあるので「粒イチゴ」をいただきま〜す。




さて、白川水源を後にして、今度は逆方向、高森峠の九十九曲に向かいます。



国道365号線から旧道に外れて、高森峠の九十九曲に差し掛かると
高森自然公園の大きな看板が目にとまります。



看板を過ぎてちょっと登ると、緩やかな斜面を覆い尽くすように桜の花が咲き誇っていました。
これは見事。まるで巨大な桜色の平らな屋根の如し。



花より団子といわんばかりに、ここにも屋台が並んでいました。家族連れやらカップルやら、ここも大賑わい。



緩やかな斜面では、思い思いにシートを広げてピクニック気分で楽しんでいる人たちの姿も。
グルリと回り込んで上から見下ろすと、まるで桜色の日傘の下で宴をしているようにも見えます。



「千本桜」と言うだけあって、この斜面の緩やかな公園内だけではなく
その先へと登っていくとずっと上の方まで、沿道に桜の木が立ち並んでいます。

その桜を見にきた観光客の車の列も、桜に負けず劣らず上の方まで列をなしていました。



公園内に適当な場所が確保出来なかったのか、そういった沿道の桜の下で
シートを広げてお弁当を囲んでいるグループもそこかしこに見受けられました。

この高森峠の旧道は、九十九曲と呼ばれるだけあって
下から登り始めるとカーブに次ぐカーブの連続。7合目の標識が立っているところで国道と合流するのですが
その少し手前から見下ろした景色が下の写真。



桜もイイけど、サイクリストとしては、この峠からの眺望に強く惹かれるものがありますね。
人も車ももっと閑散とした時期に、イチバン下からのんびりとペダルを漕いで登ってみたい気がします。

(終わり)


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