福津内科クリニックについて


糖尿病について
疫学
2002年の厚生労働省の糖尿病実態調査によると糖尿病が強く疑われる人は740万人、糖尿病の可能性を否定できない人を加えると1620万人と考えられています。近年糖尿病の患者数は急速に増えており問題となっています。近年の糖尿病患者の増加は食生活の欧米化と運動不足が大きな要因と考えられています。日本人の摂取カロリーは1950年代と比べてもあまり増加していませんが、脂肪摂取量は増えておりこれが糖尿病患者増加に関係していると言われています。

糖尿病の分類
日本糖尿病学会では以下のように糖尿病を分類しています。
1,1型(β細胞の破壊、通常は絶対的インスリン欠乏に至る)
 A.自己免疫性
 B.特発性

2,2型(インスリン分泌定価を主体とするものと、インスリン抵抗性が主体で、それにインスリンの相対的不足を伴うものなどがある)

3,その他の特定の機序、疾患によるもの
 A,遺伝素因として遺伝子異常が同定されたもの
  (1)膵β細胞機能にかかわる遺伝子異常
  (2)インスリン作用の伝達機構にかかわる遺伝子異常
 B,他の疾患、条件に伴うもの
(1)膵外分泌疾患
(2)内分泌疾患
(3)肝疾患
(4)薬剤や化学物質によるもの
(5)感染性
(6)免疫機序によるまれな病態
(7)その他の遺伝的症候で糖尿病を伴うことが多いもの

4,妊娠糖尿病


中年以降で太った人に多い一般的な糖尿病のイメージで考えられるのは2型糖尿病です。1型糖尿病は主に子どもの時に発症した糖尿病で食事療法などよりも、まずインスリン注射が必須になります。
糖尿病を引き起こしやすい病気は、慢性膵炎や肝硬変、バセドウ病、クッシング症候群などが代表的です。糖尿病の原因となるお薬としてはステロイドホルモン、利尿剤、血圧の薬、インターフェロンなどが知られています。

妊娠糖尿病は妊娠中に発見された耐糖能異常で厳密な管理を行わなければ、奇形児や巨大児の頻度が増えることが知られています。


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