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●風水別館 Annex version 2019

キャンピングカーのマルチルームを温水シャワー仕様にする編

キャンピングカーの名義変更編(費用は400円+ナンバー代8200円編)

うるさい車内インバーターを静かにする編

キャンピングカーを考える(楽しい候補えらび編


キャンピングカーのマルチルームを温水シャワー仕様にする編

我が家にやってきたJB470は種々の整備を経て完調である。

最初にチェックしたのは、オイル交換されているか、クーラント補充されているか、パワステフルイド補充されているか、エアクリーナーが交換されているか、など依頼した部分である。驚くべきと言うべきか、当然と言うべきか全て依頼通りに整備されていた。大手ディーラーでもチェック漏れを経験しているが、この販売店(T-P〇AN)は良心的である。

今回手を加えたのは、まずマルチルームに増設された木製箱中の追加サブバッテリー100AHを移設してスペースを回復することだ。本来のサブバッテリーの蓋をねじ止めし、その蓋にハーネスで固定することにした。マルチルームの木製の箱と床材をはずすと、本来のビニールシートを引いた床が出現した。

もともとカセット式トイレが標準装備でマルチルームは防水合板とビニールシートで簡易防水となっていたが完全でないので、アクリル系防水塗料2回塗布+十分なコーキングで完全防水仕様とした。

マルチルームの寸法は70x70cm強であり、出来合いの防水パン65cm角では若干足らない。パンの周囲を幅25mmの木材で埋めてコーキング処理も考えたがコーキングの量が多くなり耐久性が心配なので、床に防水塗料を3層塗布の上入念にコーキングした。マルチルームのハッチは戸当たりゴムが劣化していたので、断面が半円上のシーリング材と交換した。

電動ベンチレーターがついていて、ONにしなくともタワーの形状によりかなりの換気がある。ただしベンチレーターのモーターが旧式で重く電流を食うので、軽量で電気を食わないパソコン用ファンに交換した。

さて床に排水孔を開けよう。

車両自体が少し尻上がりなので、孔は前辺に開けなければいけない。左側通行で道路は通常左に傾いているが、その付近にはフレームがあるので、ほぼ中央に開けることになった。これだと傾きによって水が溜まるが、走行すれば車両が左右に揺れるので水ははける。さらに前辺にナイロンロープをわたし、その中央を排水孔に入れ毛細管効果で排出するようにした。

この車にはありがたいことに最初から50L弱の排水タンクがある。さらに飲水タンクが20L、清水タンクが40Lとこのサイズにしては贅沢な設計で、最終型には温水ボイラーが標準だった。最近のバンテックの製品は時代を考えれば装備レベルが劣り、筐体の設計も適当な感じで、それがナッツ社に首位を譲り渡した原因だろう。

排水タンクは車両左側の車輪の後ろにあり、排水バルブはオレンジ色の樹脂製だ。

当初排水孔は出来合いの物を用意したが、床面から少し浮いてしまう。しかもトラップのために上下サイズが大きく、車両右側のマルチルームから車両左側の排水タンクに導く間に大きなトラップができてしまう。

そこで排水孔は外径20mmの塩ビパイプを短く切ったものとし、ここから内径20mmのナイロン強化ホースを穏やかに下垂させてトラップを形成後に、車両の左右フレームを水平に連結する管状メンバーの中を通って(写真では左右のレベルが異なって撮影されている)左側の排水タンクに流すようにした。

本来は排水タンクに穴を開ける必要があるが、今回は排水バルブの蛇口(外径20mm)に接続した。排水バルブを開けるとここから排水はタンクに入っていく。排水時にはバルブ下端のキャップを緩め内部のバルブごと抜けばよい

今回気を使ったのは、どこでトラップを形成させるか、また配管と排水タンクの高低差をどう設定するかである。写真のように絶妙の高低差になっていて、排水効果も良好で使用後に走行しても逆流しない。

というわけで、温水シャワーの排水は風水学的に最小の投資で解決したが、ありがちな事で排水孔やパイプ、バルブ、接手等手当てした多くの物資がデッドストックになってしまった。

次は温水をどう供給するか、である。

当初はギャレーの下の後部ヒーターに繋がるクーラント配管から分岐し、クールボックス内の水を蛇管で加熱する仕掛けを考え実際にT型分岐も買ったが、温水用タンクをどこに収めどう補充するか、温度調節をどうするか、さらには万が一クーラントが漏れるリスク等を考えて断念した。

次にガス瞬間湯沸かし器+カセットガス3本アダプターレギ付+電動水ポンプで携帯式ガス給湯器を作ることを考え、実際に一式購入したが、温水の使われ方をリサーチしてみると、これらの投資もまたまた無駄なデッドストックになってしまった。

自宅で温水シャワーの流量を測ると毎分5.5Lだった。これを毎分4Lまで絞っても特に不満はなく、毎分3Lでも実用になることが分かった。次にシャンプーと全身を洗うのに何分シャワーを使うか計測すると正味3分以下だった。意外やシャワーの実時間は短く、温水は一人当たりシャンプー有りでも10L以下、シャンプ−無しなら5L以下で済むことがわかった。

良く考えると大型のキャンピングカーでも温水ボイラーのタンクは20Lしかなく、それは冷水と混和して4人が全身を洗える量なのである。

とすれば最低条件として摂氏40度のお湯が入ったクーラーボックスと電動シャワーだけで良いということになる。

40度のお湯10Lを作るには、20度の水7Lにやかんで沸かした湯を3L弱を混ぜれば良い。そこで5Lのやかんを買いシャワーを試用してみると十分に実用レベルであった。

しかし、さらによくよく考えると、やかんも不要なのである。(幸いシンクに収めて飲水タンクとしたり、茶を沸かすのに使えるでデッドストックとはならなかったが)

車内でコーヒーを沸かす120W/12Vヒーターをソーラーのコントローラーよりパネル側に接続し、摂氏20度の水10Lに投げ込んでおけば好天なら2時間少々で40度になる。天候不良時や急ぐときはコントローラーの出力側につなげば、バッテリー電圧が低下しても自動的にカットオフされて安全である。あるいは最初から40度以上のお湯を持ち込めば、保温だけなのでさらに電力は少なくてすむ。

完成したのが写真のシステムである。まず25Lクーラーボックスに電動シャワーのポンプ(オレンジ色)を投入する孔(白いエアコン配管ダクト)を開ける。孔は移動時には蓋(右下網の中)で閉鎖できる。これに水10-20Lを入れてハッチから搬入する。

そしてヒーター(防水と壁面と距離をとるためにステンレス管に封入、ボックス上)を投入する。ヒーターの配線はボックスの蓋に挟んで閉めるが少々揺れても水は漏れない。ヒーターには直列に摂氏45度でOFFとなるサーモスタット(ボックス上の黒い代物、現在はヒーターと一体化している。もう一つの黒い物は温水シャワーのスイッチ)をつけたので放置しても過熱にはならない。

配線は壁グロメットを通してサブバッテリー部のシガーコンセントに接続する。使用時には電動シャワーのポンプを穴から投入する。シャワー配管には流量を3Lに制限するオリフィス(プラスター板用樹脂ねじ受けを短く切ったもの)を仕込んである。

このままでもシャワーはOKだが、スペースが欲しければクーラーボックスをトイレの上に載せて右に寄せれば良い。温水シャワーがあれば、トイレ後におしりを洗うことも可能だ。

もしあなたのマルチルームが狭いなら、シャワーの時だけトイレを室外に出せばよい。あるいはクールボックスを室外出してて扉に孔を開け電動シャワーのホースとスイッチだけを室内に導く方法もあるだろう。室内が防水処理されていない場合は、防水塗料を二重に塗って丁寧にコーキングし、外径20mmの硬質ビニールパイプで排水口を作り床下にぶら下げた蛇口付ポリタンに導けばよいだろう。

マルチルームが無い場合は、床に排水パンを置くか埋め込み、天井に環状にカーテンレールを設置してカーテンを防水パン内にたらせば即席のシャワールームができる。ベッドがあってもシャワー時だけ移動させればよい。防水パンを撤去するか木材で蓋をすれば上にポータブルトイレも置ける。そうすればマルチルームが無くても温水シャワーもトイレも可能になる。さらにベンチレーターがあれば完璧だろう。

トイレはパナソニック製でビニール袋+凝固剤+猫砂の使い捨て仕様としている。通常は道の駅やSA、コンビニのトイレを借りるとしても、僻地や夜間、あるいは腹痛や下痢などの非常事態でもトイレがあれば安心だ。使い捨て式なら軽量で移動も簡単だ。パナソニック製は座り易いがサイズが大きいので、もっと小ぶりのもので良いかもしれない。

これで、トイレとシャワーを両立でき、ボイラーも不要、クーラーボックスもシャワー以外に多用途に使えるので無駄が無い。電気が潤沢なら大げさな装備は不要だし、コストもクールボックス、エアコン配管ダクト、電動シャワー、電気ヒーター+サーモスタットと合計諭吉1枚以下である

浮いたお金でソーラーシステムを装備すればよい。今時100Wパネルは15000円以下だしALLPOWERSのコントローラーも2,3千円で買える。屋根がFRPなら屋根か5〜10mm浮かして前後左右6箇所をアングル材+ステンレスネジ+シーリング材で固定すれば良い。配線は既存の配線を無視してコントローラーからサブバッテリーに直結でよい

ソーラーシステムはキャンピングカーにとって常にバッテリーを満充電に保ってくれる神様であり、エネルギー的に自立できるので、外部AC100Vに接続する必要もない。エンジンにとって走行時充電が減って楽になるし、オルタネーターのブラシ寿命も延びる。夏はサブバッテリーをトリプルとしてエアコンTAD-22で乗り切る予定である。

他には後部の冷蔵庫の上の物入れに電子レンジを装備した。出力が500Wでも動作中は1KW食うが、なぜか定格1200Wのはずのインバーターのプロテクターが3分で落ちる。調べるとプロテクターは8A仕様だった。無理やりプロテクターを押して動作させても問題ないので12Aのプロテクターに交換した。ホシデン製12Aプロテクターは入手難だが、ヤマハ発電機EF2800isのDC用プロテクターとしてmonotaroで入手できる。サーモ式プロテクターにはDC、ACの区別はない

プロテクターは200%の過負荷で60秒以内に切れればOKという甘い規格である。手元の発電機で試したところ、200%の過負荷で20秒以内、150%で2分以内、120%で3分以内に切れるようである。スペアとして定格2000Wのインバーターも購入したが、価格が1/10、サイズと重量が1/5となっていて半導体の進歩を実感した。

というわけで、20年選手のキャンピングカーは自立能力において最新の同クラスと遜色ないか、あるいは凌ぐようになった。2500ccのターボディーゼル4D56は快調で商用車としてトップクラスの性能があり、2Lガソリンのカムロードを圧倒する。

全長480cm全幅1950cm(内オーニング10cm)全高260cmとコンパクトな筐体は重心が低く、屋根の角も落としてあるので駐車場のゲートの屋根にも当たらず駐車場を選ばない。長年マークしていたJB470にソーラーシステムが装備された車を安価で入手できたのはラッキーであった。

Webmasterが常に自問自答していることは、その装備ひとつひとつは本当に必要なのか?他に代用する方法は無いのか?ということである。コンパクトなJB-470であっても本当に必要なのか?そもそも軽バンで十分ではないか、という疑問は常に持っている。

軽バンでも荷台に子供用プールを置き、天井からのカーテンをめぐらして、プールの中央に座って温水シャワーにかかることも不可ではないし、カーテンがあればトイレにも便利だろう。お湯はクーラーボックスのヒーターをソーラーシステムにつないで置けば夕方には適温になっているだろう。

夏なら屋根の上に濃色のポリタンを置いて放置すれば勝手に湯になっているかも知れ無い。いずれにせよ、クーラーボックスに40度のお湯を用意できれば温水シャワーには可能なのである。

カタログを見ると魅力的な装備が満載されているが、そのすべてに無駄な重量が伴ってキャンピングカーの負担になるのだ。常にその装備は絶対に必要なのか?他に簡単に実現する方法は無いか?と研究し工夫していただきたいのである。

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キャンピングカーの名義変更編(費用は400円+ナンバー代8200円編)

キャンピングカーがやってきた。

ものはおそらく皆様の予想通りJB470である。

JB470はバンテック製のコンパクトなキャブコンで、ベストセラーであった。後輪が12インチの幅広タイヤの超低床フレームで全高が低く、車体と筐体に一体感がある。筐体はヨットの製法を参考としてFRP一体構造の上体、高壁、床下スカート部の3ピースを組み合わせた構造で、屋根はヨットの底のように流線形で角を落としたデザインになっている。

バンテックにはこれに先立ちJB500というモデルがあり、これを徹底的に凝縮したモデルがJB470である。コンパクトで重心が低く、4WD仕様もあり高トルクのディーゼルターボを積んでいたので積雪地でも多数売れたようである。今回購入したショップではJB470やJB500の売れ足が速いので重点的に仕入れていると言っていた。

筐体にパネル工法のような継ぎ目がないので丈夫で、古くなっても雨漏りやキシミ音が出にくく、汚れが溜まる継ぎ目や凹凸が無いので古びて見えないのもメリットである。筐体が丈夫なので鉄製のトラック車体のほうが先に寿命となりそうである。天窓が2か所あり室内が常に明るいのも特徴である。

商売的には一体構造はパネル工法よりコストが高くて重く、一旦型を作るとモデルチェンジしにくい欠点があるのでバンテックはJB470の筐体をトラック車体を変えながら12年間発売していた。その後パネル工法のATOM403を発売したが、ATOM407以降は再度FRP一体構造に戻っている。5mクラスもレオバンクスでパネル工法を採用したものの、その後全てのモデルがFRP一体構造に戻っている。

現状では製法の進歩で重量的には大差無く、コストはスケールメリットで安くなることから、耐久性や断熱性などの点でやはり一体型にメリットがあるというメーカーの判断なのだろう。

多くのメーカーが5mより短いクラスに参入しているが、装備を満載すると5mクラスと価格が接近するせいか、バンテックは最近このクラスに注力していない。一方、世間の潮流はハンドリングや駐車場の問題からバンコンやよりコンパクトなキャブコン、軽キャブへと推移しており、バンテックが利幅が大きい5mクラスモデルに固執したことがシェアトップから陥落した原因だとWebmasterは考えている。

スペックは以前書いたwebmasterのわがままな要求をすべて満たしている。

1)デリカトラックベース、全長480cm、全高260cm、車幅195cm(内オーニング10cm)
2)エンジンは2.5Lディーゼルターボ4D56
3)ベッドは4名+α(バンク2名、ダイネット方向転換FASPx2台)
4)カセットガス2器+コンロ2器
5)3way(ガス、12V、100V)冷蔵庫、LED室内照明。
6)FFヒーター
7)電動ベンチレーター付マルチルーム(カセット式トイレは撤去され追加サブバッテリー設置)
8)200Wソーラーシステム+追加サブバッテリー(計200Ah)+1200Wインバーター
9)リアキャリアベース+リアラダー
10)フルセグナビ+バックカメラ2種+ETC、19インチ液晶テレビ+ブースター
10)網戸ブラインド付アクリル二重窓4箇所+MAX電動ベンチレーター+オーニング
11)前後ランチョRS9000XLダンパー
12)リアエアコン+リアヒーター

もともとJB470はクラスの割に装備が豪華で、リアヒーター、リアエアコン、FFヒーター、電動ベンチレーター付マルチルーム、カセット式トイレ、3way冷蔵庫、網戸ブライド付窓、リアラダー、屋上のマウント、筐体のグラフィックなどは標準だった。ありがたいのはソーラシステムで、テレビや電子レンジなどが常時使え、エアコンも動作可能ですでにTAD-22HWを手当て済みである。

車には過去の整備資料とマニュアル類がついていて、消耗品等はすべて指定どおりに交換されていた。購入もその後の整備もすべて常総市のRV○ンドであり、ソーラーシステム、サブバッテリーやインバーター等もそこで追加されていた。屋根は再塗装され、運転席、助手席、ダイネット、バンクベッドは純正生地で張り替えてあった。前のオーナーの好みなのか個人的なカスタム化が皆無なのも珍しい

Webmasterのキャンピングカー計画は10年以上前からあり、クルーザーの経験からぜひ欲しい装備も頭に入っていた。しかしそれらを全て装備すると700万円超になるので、車内泊仕様のプリウスでいいかとも考えていたが、現実にマークしていたJB470に欲しい装備が最初からついている出物に会った時には正直びっくりした。

今回は名義変更などのを当方でやることとし、その分の費用は納車整備と消耗品交換に回していただいた。ショップは複数のオファーがあったとのことで即決契約を渋ったが、タッチの差で即金支払いしたWebmasterのものになったのである。この車がいつまで走れるかわからないが、おそらく筐体ではなくトラック部分が先に寿命を迎えるだろう。その時はエブリイバンなどの軽キャブ改造を試してみたいと夢想しているが、webmasterの寿命のほうが先かも知れない。

名義変更だが、備忘録として手順を書いておきたい。つくばのナンバープレートが交換となるが、個人的経験でエキストラを払って希望ナンバーにしなかったためにとんでもないナンバーを貰ったことがある。手続きは煩雑で名義変更に先立って数日前に、一般社団法人全国自動車標板協議会なる天下り団体?にお布施をしなければいけない。

サイトで希望なり抽選なりを申し込み、指定の銀行に振り込み、メールで指示された希望番号申込書(予約番号あり)を印刷し、運輸支局の隣にある予約センターに見せて希望番号予約済証を貰い、名義変更の書類に予約番号を記入して書類とともに提出する必要がある。今回は覚え易いようにプリウスと同じ番号にした。

もう一つは車庫証明(自動車保管場所証明)で、他人の駐車場であれば保管場所使用承諾書を貰い、自宅であれば保管場所使用権原疎明書面を自書する。都市部ではキャンピングカーは駐車場が見つからないことが多いが、料金所のゲートの屋根をくぐれる全高であることが幸いして歩いて数分の駐車場と契約できた。

キャンピングカーは大きいものほど値落ちが激しい理由の一つは駐車場を選ぶからだろう。全高が3m、幅が2mを超えるととたんに入れる駐車場がなくなる。宅配便やコンビニの集配車もすべて全高3m全幅2m以下である。購入前に駐車場が確保することが一仕事で、バンコンが人気なのもそのせいだろう。

次に保管場所の所在図・配置図を自書する。保管場所は原則として自宅から1km以内で、運転免許や郵便物など自宅の住所を証明するものの提示を要求される。

あとは、自動車保管場所証明申請書(2通)と自動車保管場所証明申請書(2通)だが、ショップから一つづりになっているものを貰うか、管轄の警察署のサイトからダウンロードして記入する。日付やわからないところは空けて置いて窓口で聞いて記入する方が無難だ。

これらを持って管轄の警察署に行き、署内で申請費用2,100円と標章交付手数料500円の証書を買って書類と摘出する。運がよければ保管場所標章の受け取り日を書いた紙をくれる。その後警察関係者が保管場所と自宅を確認に来るが、物言いがつくこともあるようだ。

) 要するに、名義変更前に希望ナンバーと車庫証明の手続きに約一週間かかるのである。なお希望番号および車庫証明には有効期限がある

あとは運輸支所に、希望番号予約済証、保管場所証明書とシール、車検証、自賠責の証明書、譲り主の実印をついた譲渡証明書および委任状と印鑑証明書、譲り受ける人間の実印、印鑑証明書を持って行けば良い。

書類受付後、隣の県税事務所の出張所に行く必要がある。ここで書類に記入するが、理解に苦しむことに車検証に書いてある車のサイズや重量など再度記入する欄がある。県と国交省の管轄が違うとはいえ無駄である。再度運輸支所に戻り、書類を見せ、次ぎは今のナンバーを隣の希望ナンバー予約センターに返納する。封印をはずす工具は置いてあるが、ニッパーとドライバーを持参するのが得策だ。再度運輸支所で新しい車検証をもらって、再度県税事務所に見せ、希望ナンバー予約センターから新ナンバーを受領する。

運輸支所と県税事務所と希望ナンバー予約センターをめぐる順番や古いナンバーを返納するタイミングは運輸支所によって若干異なるようだが、基本的に2度づつは通う必要がある。なお、ナンバー返納後に車検証の事務に何らかの疑義が発生して発行が保留となると、その間車はナンバー無しで使えなくなるので注意が必要だ。新しいナンバーをゲットしたらネジで止めて封印所に行き、車検証と車体ナンバーを確認して封印して貰ったら、あがりである。

全ての作業は1時間程度で、運輸支所の事務はスムーズで、処理が終われば数分で新しい車検証が出てくるし費用も500円と安い。一方2回通う県税事務所の事務は旧態依然で煩雑であることと、希望ナンバー発行に手間とお布施が必要なことが腹立たしい。まことに自動車には縦割り行政の弊害が如実に現れている。

というわけで、自分のものになったキャンピングカーだが、なにより程度が良く装備が良いことがラッキーであり、前のオーナーに感謝するばかりである。車体下を見てもリーフスプリング以外には錆が皆無である。

なおデリカトラックは梯子フレームにキャブが乗った純然たるトラック構造で、1993年の「道路運送車両の保安基準」による時速50kmフルラップ衝突試験合格ではあるものの、その後のオフセット衝突等には全く対応していないので、運転には注意する必要がある。この手の車を所有することは初めてだが、鼻先が短く視界が良いので運転は非常に安直である。個人的にはセダンが一番運転が楽だと信じていたが、それは間違いだった。

2.5Lディーゼルターボはたった86PS/4200rpmの馬力ながら201N・m/2000rpmのトルクなので、殆どの商用車やトラックよりは出足は軽い。インタークーラーもなく純然に低速トルク強化のためのターボだが、同じエンジンにはインタークーラー+可変ノズルの178PS+400N・mの仕様もあることから、86PSなら耐久性には余裕があると期待したい。ランチョのダンパーの設定7だとロールはあまり感じないが、カーブのスピードオーバーは禁物である。またホイールベースが220cmと短いため悪路でピッチングが起こりやすい。

というわけで、webmaseterに残された仕事は簡易防水仕様のマルチルームの防水を強化し温水シャワーと排水タンクを設置することで、追って報告したい。

用意したインバーター発電機はこの季節では出番が無い。必要になるのは夏季のエアコン使用時と思われるが、ソーラーシステムがありブバッテリーをあと一個確保しているので、実際に出番があるかどうかは不明である。発電機には防音箱も用意している。

今後の整備状況については追ってまた報告したい。

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うるさい車内インバーターを静かにする編

WebmasterのFXは車庫証明が取れて納車と名義変更を待つ段階である。問題は自宅駐車場に空きがないので他に確保しなければいけないことだ。

最初の駐車場候補はキャンピングカーがだめだという。そこでかたっぱしから電話するがどこも空きがない。近所を探索していると商用バンとハマー!が止まっている駐車場を見つけたが管理の看板が無い。神社の旗が立っていたので神社に電話をすると、とある組合の経営だという。

組合の対応は好意的で、全長が5m以下、全幅が2m以下ならOKだが、カードゲート機器の屋根が2.6mだという。幸いゲートは3m幅あるので端に寄れば屋根に当たらないし、側面上の角が斜めに落とされているので(これで車種がわかる人もいると思うが))普通に通れることがわかり無事契約できた。

この時点で、なぜこの車に多数のオファーがあったか理由がわかった。一方、大型で装備や程度が良い中古が売れ残っている理由も見えてきた。全幅が2m以上で全高が3m以上となると都心では駐車場を確保しにくいのである。ちなみに、宅配便のトラックの全高は3mを下回っている。

さて以前からプリウスにはシガーソケットに挿して100Vの150W出力のインバーターを積んでいて便利に使っているのだが、常時ファンが回っていてうるさい。今後はキャンピングカーでの出番も増えると思う。そこで、温度スイッチで放熱板が熱くなった時だけファンを動作させることにした。

手持ちの温度スイッチは250V5Aで通常でOFF、95度でONになる(ノーマリーオフ)ものである。温度は60度あたりのもっと低いほうが良いと思うが、必ずノーマリーオフのものが必要だ。

細工は簡単でファンの配線に温度スイッチを割り込ませ、スイッチ自体を放熱板に接着するだけである。今回はエポキシ系の接着剤で固定し、ぶらぶらしていたパワーMOSの放熱板も同時に接着剤で固定した。

100W電球で耐久試験すると、意外なことに旧式の12V12Aインバーター電源の方がうなって熱を持つのに対して、この安物インバーターの熱量は小さくファンが回りださない。旧式インバーター電源より半導体素子の効率が良くなったようで、半導体技術は日々確実に進歩している。

結局20分間100Wを流しても熱いが触れれる程度(70-80度程度)にしかならず、ファンは回らずじまいであった。

というわけで、インバーターのファンがうるさいと思っている方には、温度スイッチの動作温度は低め(60度程度)をおすすめする次第である。

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キャンピングカーを考える(楽しい候補編)

あけましておめでとうございます。

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webmasterの昨年の興味対象は発電機であった。ET600、EF900、EF900is、EU9i、EG550のジャンクを復活させ、全てが完調で手元にある。これ以外にも3台入手したがWebmasterの好みに合わずにネットで処分した。

そのWebmasterの深層心理を考えると、

1)発電機は車やバイクの心的代用品

というのがあるかも知れない。発電機は車やバイクと違って登録も車検も保険も不要だからだ。最近気付いたもうひとつの深層心理

2)手放したクルーザーの心的代用品

というのがあるだろう。クルーザーは帆とエンジンがついている船ということだけでなく、5名が足を延ばして寝ることができるプチ別荘でもある。トイレもキッチンもあるし、ソーラーパネルがついているので、テレビラジオにスマホなどの電源の心配もない。さらに博多湾であっても海に出れば現実社会から一時的に逃避できる。

それなら、再度クルーザーを入手するか?だが、確かに団塊の世代が手放したクルーザーの中古は潤沢にあるが、メンテに修理と金とヒマがかかることとすでに30数年間セーリングしたので飽きたということもある。とすれば、Webmasterの心の穴を満たすものは何だろう?、その条件はおそらく、

1)エンジンやエレキがついていてメンテが楽しめること
2)隠れ家として十分な空間があること
2)そして自由に移動できること

ではなかろうか。これを満たすのはキャンピングカーしかないようだ。

実は、Webmasterのプリウスは入手したときから車中泊が可能で、スポンジシートと寝袋は常時積んである。後席を倒すと170cmのほぼ水平で凹凸のない荷室となり、それを前方に延長して後席のヘッドレストと前席のコンソールボックス後端で支持する板も積んでいて、これで約185cmの空間ができている。俗にいうプリウスホテルである。発電機に電気ケトル、カセットコンロ、電気コンロも積んでいて料理も可能だし。冷暖房もバッテリー駆動+間欠的にエンジンが働いて利かすことができる。、

何回か車中泊をしてみてかなり快適だが、やはりトイレが無いために、夜間トイレまで歩かないといけないことが気になった。贅沢言えばきりがないが、さらに温水シャワーがあれば完璧である。実は過去数年の間、キャンピングカーの間取りや装備品を検討してある程度ターゲットは絞っていた。

Webmasterが考えるキャンピングカーは

1)ボンゴ(OEMバネット)、ハイエースの2トントラックベースで全長500cm以下、全高270cm以下、車幅が200cm以下(190cm前後が望ましい)。サイズ的にはクロネコが使っていたクイックデリバリー(全長514cm、全幅mm178.5cm、全高265cm)が近い。取り回しが簡単で駐車場に入れやすい。駐車場の料金所の屋根はおおむね260-280cmなので全高300cm以上だと入れない駐車所、走れない道路、くぐれない橋が多数でてくる。
2)エンジンはディーゼルがエターでオートマが良い。温暖な当地では4WDでなく2WDでよい。
3)ベッドは4人+α(運転席上のバンク2人、中央のダイネット2人+α)でよい。
4)キッチンは狭くてもよいが、コンロはカセットガスがつかえること。
5)冷蔵庫は3way(ガス、12V、100V)が望ましいが、12V駆動でもよい。据え付けでなくてもキャンピング用でも可とする。
6)FFヒーターは必須。エンジン動作中に動作するリアヒーター、リアエアコンも欲しい。
7)電動ベンチレーターを備えたマルチルーム。ポータブルトイレを置けるし、防水処理すれば温水シャワーも可能になる。
8)ソーラーシステムと追加サブバッテリーとインバーター。電子レンジや家庭用100Vエアコンも短時間なら使える。ソーラーパネルがあればガスやエンジンクーラントで加熱する温水ボイラーは不要。
9)後面に発電機を乗せるキャリアのベース。発電機とソーラーシステムとで電気が不足することが無い。リアラダーも欲しい
10)バックカメラは必須。
10)網戸、電動ベンチレーターにオーニングもあればうれしい

とめいいっぱい条件を並べてみた。

通常のボンゴクラスだとベッド6名分を前提とすればマルチルームが無くなり、トイレを置けない製品が多い。

米国では、キャンピングカーのサイトに行けば電気、上水道、下水道を接続できる。しかし、日本ではせいぜいあって電気だけである。とするとトイレは、据え付けもしくはポータブル式のタンク式水洗付きか、災害用トイレ(おまる+ビニール+凝固剤)になる。実際には道の駅やサービスエリア、コンビニなどのトイレを使えばいいが、腹痛などの非常用や夜間用など最低でも災害用トイレは積んでおきたい。

Webmasterの自宅は駐車場にマンホールがあるので、タンク式でもいいが、中を洗って薬液2種類を入れる手間が面倒である。ネットで防災用トイレに凝固剤と猫砂やシートの組み合わせで一枚のビニール袋で数回使えるという情報があった。いずれにせよマルチルームが広ければトイレを置いたまま温水シャワーが使えるが、が狭い場合は温水シャワーのときにトイレをマルチルームから出すことになる。

というわけで、トイレが置けてシャワーに人が立つスペースのマルチルームがあるという条件での候補となるのは、

1)東名モータース カービィーDC 後端にドア、キッチンと広いマルチルームがある。ベッドはバンク2名、ダイネット3名(おひとり様幅61cm)計5。この間取りを仮に後端ドア型と呼ぶ。価格は455万とベンツCクラス程度だが、難点は現行のボンゴベース車ではガソリン仕様しかないことだ。以前はデリカベースの2.5Lディーゼルターボ車両があったが、現時点では排気対策でディーゼルターボが高価になり燃費で価格差を回収できない。ディーゼル仕様を求めるなら値段の高い大型キャンパーとならざるを得ない。

さらに必須なFFヒーター、バックカメラ、外部100V充電器、100Vインバーター、サイドオーニング、リアヒーター、リアクーラー、ソーラーシステム、リアラダー等々を加えると約150万のプラスになってしまう。

2)東名モータース カービィーR2B、DCとの違いはドアが真ん中にあること。メリットは後端に常設の2段ベッドがあることだ。キッチンが中央にあるためベッドはバンク2名、ダイネット1名+α、後端2名の計5名+αだが、マルチルームも窮屈でシャワー兼用が苦しい。仮にこれを中央ドアA型と呼ぶ

3)エートゥゼットのアミティーLE。カービィーDCと同じ後端ドア型であり定員5名で417万。LXは中央にドアがあるが後端ベッドが無くマルチルームが広い。これを仮に中央ドアB型と呼ぶ。LEは417万からと安いながら電子レンや12V冷蔵庫、サブバッテリーや小形エアコンが標準と装備が良い。オーニングやラダーはオプション。

4)マックレーのホリディーX(レイアウト#2)。中央ドアA型の変形で中央にマルチルームがある。ベッドはバンク2名、ダイネットは横向き1名、後端2名。定価450万プラスだが、標準で防音室+1600w発電機とエアコン、バックカメラ、ソーラーパネル100W、サブバッテリー、冷蔵庫があるのはお得か。

5)ロータスRV販売のマンボウANV は中央ドアB型で、ベッドはバンク2名、ダイネット2名。マンボウシリーズは老舗で、全般的にJB470(中央ドアB型)に似ている。EXEは後端ドア型でキッチンとマルチルームが後部にあり、ダイネットベッドが3名。オプションでソーラーパネル、エアコンなどが装備できる。仕上げがデラックスで価格は高めか(要問い合わせ)。

6)カトーモーターのボーノD は中央ドアA型でマルチルームがあるがシャワー兼用には狭い。 価格は560万からで、ハイエースベースのディーゼル仕様のボーノクイーンD型もある。この会社はバンコンの品ぞろえが多い。

  7)ファンルーチェエル・ニド タイプWは中央ドアA型でベッド5名+αでマルチルームあるが狭い。472万から。REは後端ドア型で広いマルチルームがありベッド5名+α。どちらもGL仕様で472万からだがFFヒーターがオプションで、いろいろ加えると+150万程度になる。

8)ナッツRVのマッシュW。クレソンボヤージュで急成長した新興でボンゴクラスにも注力中でデザインやグラフィックに工夫がある。Wは中央ドアA型でベッド5名でマルチルームがあるが後端ベッドともども狭い。REは後端ドア型でマルチルームがありベッド5名。価格はGL仕様で460万からだが、FFヒーター、オーニングなどで+150万程度になる。

9)バンテック シーダ。ナッツRVと並ぶ老舗で品質に定評があるが、カムロードベースのZILが中心でボンゴクラスは1車種と力が入っていない。ベストセラーだったLB470(中央ドアB型)の後継だが間取りは中央ドアA型である。ベッドはバンク2名、ダイネット1名+α。後端2名でマルチルームは狭め。価格は538万からと高いのにLB470で標準だったFFヒーターはなぜかオプションなので、FFヒーターやエアコンが標準のコルドリーブスより高くなってしまう。

以上のように、マルチルーム前提のボンゴクラスでは、間取りは中央ドアA型、中央ドアB型、後端ドア型の3種に大別される。

中央ドアA型はテーブルを出したダイネットのままでも後端ベッド2名分が常に使えてベッド5名+αの欲張り仕様だが、マルチルームも後端ベッドもサイズ的にギリギリである。中央ドアB型は後端に広いマルチルームがあるがベッドは4名+αに限られる。後端ドア型は後端に広いマルチルームとキッチンがありベッド5名には余裕があるが、走行中はダイネットのベッドを起こす必要がある。

スペースに関してはゼロサムゲームなので、最適解は3通りしかなく、べッドとマルチルームとキッチンのどれを重視するかによってチョイスが定まる。以前はキッチンが広めだったが、最近は冷凍やインスタント食材の進歩で料理の比重が低下したせいか狭くなり電子レンジの要求も強い。最近は入口とキッチンが後端にあってベッド面積を稼ぎやすい後端ドア型が増えている印象がある。実は最も古いキャブコンであるピックアップに乗せるキャブでは荷台の関係で入口が後ろにあるものが多かったので、温故知新と言えるかも知れない。

個人的にはキャンピングカーと名乗るには最低ニ、三日は篭城できる設備が必要だと思う。最低でも災害用トイレ、できればシャワーがないと車中泊車であってキャンピングカーでは無いかも知れない。道の駅やサービスエリアで車中泊するだけならプリウスや軽バンでも二人の大人が寝れるし、カセットコンロで簡単な料理もできる。そもそも道の駅に泊まるなら料理は店で食うという手もある。

ただしマルチルームがない設計であっても、床に防水パンを設置するスペースがあってカーテンで囲めれば即席のトイレ兼シャワースペースとすることはできるので、不可というわけではない。

各メーカーともベース仕様では必須なFFヒーターが標準でない製品が多い。今時は電子レンジやエアコンも需要があり、それには追加サブバッテリー+ソーラーシステム+インバーター+発電機が必要になる。さらにオーニングや大型ベンチレーター等々を足すと結局は600万+αとなる。ただし、高年式の中古車ならフル装備のものが400万+αで視野に入ることもあろう。

仮に2名で旅行して宿泊費が1泊で2万浮くとすれば300日分、4名で旅行し宿泊費が4万浮くとすれば150日分、さらに食費や移動費が浮くとすれば600万は高くないとも言えるし、到底ペイしないとも言える。ベンツEクラスの価格でワンルームマンション的な移動空間が付いてくるとすれば安いとも言えるし、プリウスや軽バンに比べれば無駄に高いとも言える。あるいは経費的には全くペイしなくとも家族で利用した経験が残ればペイしたとも考えらえる。まあ価格は考えようでどうとも解釈できる。

さて、ダラーワイズを目指すWebmasterはそれだけの高価な金をキャンピングカーに払うべきだろうか?それとも車中泊プリウスで我慢すべきなのか?その結果についてはまた別の機会で紹介しよう。

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