心臓のこと




先天性心疾患について

心臓病というと病気のように聞こえ、体の弱い子というイメージを持ちがちですが、 心臓病は、病気ではなく障害です。まずはそこからご理解ください。

先天性心疾患とは、心奇形とも呼ばれ、心臓の形が正常な形でできていません。
100人に1人の割合で生まれてきますが、症状の軽いものから、重いものまで、さまざまな種類のものがあります。
軽いものは、生活にも問題なく、手術を必要としなかったり、自然と治るものもありますが、重いものになると、生まれたときから生命の危険があり、生後間もない時期の手術を必要としたり、その後もまた手術を必要とし、一生涯にわたって薬の服用が必要であったり、生活の上でも気をつけなければならないことがある場合もあります。



正常な心臓

正常な心臓には 右心房・右心室・左心房・左心室 の四つの部屋があります。
体から帰ってきた酸素の少ないよごれた血液が、上大静脈(上半身から帰ってくる血管)・下大静脈(下半身から帰ってくる血管)を通り右心房へと戻ってきます。
右心房から右心室右心室から肺動脈を通って左右両方のへ。
の中で酸素を取り入れてきれいになった血液は、から肺静脈を通り左心房へ。
左心房から左心室へと流れ、左心室から大動脈を通って全身へきれいな血液を送ります。



心臓の中では血液の逆流を防ぐためにそれぞれ弁があります。
右心房と右心室の間にあるのが三尖弁
右心室から肺動脈の間にあるのが肺動脈弁
左心房から左心室の間にあるのが僧帽弁
左心室から大動脈の間にあるのが大動脈弁

もっと簡単に書くと

全身から帰ってきたよごれた血液は
全身から→右心房→三尖弁→右心室→肺動脈弁→肺動脈→肺

肺できれいになった血液は
肺→左心房→僧帽弁→左心室→大動脈弁→大動脈→全身へ
ということになります



純系肺動脈閉鎖


肺動脈閉鎖・三尖弁狭窄・心房中隔欠損があり、右心室が小さい

右心室が70%以上の残っていれば修復手術も可能だが
右心室が小さい場合は、右心室を使うことを諦め
シャント手術→グレン手術→フォンタン手術を行う
また、右心室が極端に小さい場合は冠状動脈の異常もある