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編集発行人 コサカが贈る勝手きままな
つれづれ日記です。ハッピーな日もブルーな日も
美味しい珈琲で、一息いれてください。

8月26日 わが愛車

じゃーん、スズキのショールームにて。



24日、再び、はとこの貞代姉ちゃんと
その友人のはるさんと3人で
中古車オークションに出かけた。
まずジムニー最新型のベージュ色を見つけたので
やっぱりこれがいい、これ一本狙いでいくと
合流したクルマ屋さんに伝えると、ええーっ、
本気ですか、冷やかしかと思っとったといわれた。
いや、本気ですと言いつつも、貞代姉ちゃんが
もっと他も見てみなきゃ、今は舞い上がってる
だけだからというので再び見てまわっていたら、
最新型のジャングルグリーンのジムニーを見つけた。
さっきのベージュは、オシャレすぎて
ちょっと無理してますという感じだけど、
グリーンなら自分にしっくりくると思ったので、
じゃ、これ一本狙いで!価格は180万くらいかなと
意気揚々お願いして、私の新居を見に行くことに。


家についたら、クルマ屋さんから電話があった。
中古車の乗り出し価格で230万円というではないか。
新車で180万くらいのが、50万も上乗せとは。
さすがに絶句していたら、クルマ屋さんも
今回は見送りましょうと言ってくれた。
ジムニーのような特殊な人気車はオークションで
買うもんじゃない、すぐに乗りたい人はそれでも
いいだろうが、私はまず練習の段階も経ないと
いけないので、それなら1年待ちしてでも新車を買って、
その間に他の安いクルマでつないで練習した方がいい。
安いジムニーにするか?とも当初は考えたが、
いやいや、故障が多いのをひきあててしまったら大変。
中古ジムニーは、やめとこう。
というような判断をくだすのと同時に、
我が新居を外から見たおふたりが
木のサッシのぼろさに首をひねり、この築年数で
5万は高いかも、もっと値切れんやったと?と言い出し、
こんなに広くなくていいから、もっと新しくて
快適な家の方がいいなどなど好き勝手話すものだから、
クルマの件もあり、若干気持ちがしぼんでいった。
なにせ、はるさんは不動産業の仕事をしていることもあり、
発言に説得力があるのだ。
そんなわけで、つい自分の意見を言うのを
躊躇するという悪いゾーンに入っていった。



大体、ジムニーというクルマは、山とかを走る人が
乗る、そのための構造なわけで、あきちゃんは
そういう所を走るわけじゃないでしょう。
ターボエンジンの良さが分らない人が
買ってもねえ、ま、そう言われたら
それはそうだけどとしか言いようがない。
だけれども、最初にパソコンを買った時も
自分はデザイナーではないが、可愛いから
Macにした、それと同じ感覚である。
使っていてワクワクするかどうか、
パッと見た時にテンションが上がるかどうか。
家の好みも単にピカピカ新しいものが好きなわけでは
ないので、自分の判断を信じようと言い聞かせたが
やはり自分より社会経験をつんだ女性ふたりの言葉には、
重みがあった。
そこで、イヤ、これはこうだからここでいいんだと
断固として言えなかった自分がいて、はあー。


でもふたりとも、もともとクルマや家を見るのが
大好きらしく、別の中古車センターに行った後、
スズキのショールームで新車の見積もりだけ
してもらおうという話になった。
まず、はるさんが気になっていたという中古車店へ。
ふたりは、ぐいぐい店の人と交渉を始め、
気がつけば、 あれ?クルマを買う人、誰だっけ状態に‥‥。
修理や掃除もいき届いた35万くらいのクルマがあって、
これなんかいいよねと、ふたりは言うが、
私は、形も色も好きではない。
もう一台、色あせた黄色のクルマも見せてもらった。
私なんぞは、こちらの方がまだ好きだと思ったが、
他の人はこれはいまいちという。
そもそもの私の評価基準がなってないのと、
好みに偏りがあるため、意見を言うのにも勇気がいる。


もともと頼んでいるクルマ屋さんのことを
気にしていたら、はるさんが
「私なら、ビールか何かをお礼にあげて
ごめんねって言って、ここで買うけどね」と言うではないか。
そ、そうか、そんなライトな感覚でいいのか。
確かに‥‥。本気で欲しいものを
目の前にしたら、人間、そういうものだろう。
義理を欠くというような発想が出た時、
往々にして自分がその場を楽しめていないと思いあたる。
「礼儀」
とか「常識」という言葉で、
いけてない自分を「正しい人」のように
見せようとすること、あるよなあ。



次は、スズキのショールームへ。
8月末までにお決めいただけたら、値引きも
可能と言われたが、ジムニーは人気車種なので
営業マンも強気の姿勢である。
だけど、世間の交渉ごとに慣れている人達は、
どこか喧嘩腰だなあと感じた。
足下を見られないように、双方が本音と建て前を
使い分ける、それが大人の証。
その点、私はそうした頭がまわらないので
ふたりから何でも正直に言ったらダメよと
事前に注意を受けた‥‥。
遠い昔、勤め時代もそのようなことを
言われたような。変わってないな、自分。
地球での社会経験が不足しているから仕方ないのか。
私としては、これまで、いつもショールームの前を
自転車で通りがかって、オー、買っとるなぁと、
クルマを買う人達を横目で見ていた時代が
長かったので、そういう状況に自分がなっている
というだけでも感慨深いものがあった。
ま、ジムニーを買うなら新車がいいのはよくわかった。
ある程度長く乗ろうと思えば、車種も値段にも
慎重になるけれど、つなぎで乗るのであれば
もっと思いきり安いクルマでもいいや。
せめて自分の好きな雰囲気であれば、
走行距離や年数は問わない、というふうに
だんだん方向性が定まってきた。



その後、両脇に中古車屋が並ぶ空港そばの道を
走りながら、きょろきょろしていたら、
激安クルマ屋を発見。
1万とか3万とか5万とか書いてある!
店の人は、椅子を3つ並べて横たわって昼寝中。
のどかでいい。
クラシックな雰囲気のラパンの値段を聞いてみると、
車検やベルト交換、 バッテリー交換もろもろ
含めて162000円というではないか。
10年落ち、13万キロは走っているので
かなり使い込まれているが、ワンオーナーで事故車ではない。
貞代姉ちゃんがエンジンをかけて試していたが
私はエンジンをかけるのもようせん、怖いと
思っていたので音だけ聞いた。
わからんけど、ボロボロッと古そうな音がした。
その時はまた来ますと店を後にしたのだが、
二人と別れた後、店を検索してレビューを見たところ、
良心的な店ということがわかったので、
よし、決めようと思いたった。
もともと練習できる車がいいと思っていたわけで、
紆余曲折あったが、当初の希望通りじゃないか。




最初のジムニーではなく(笑)
いちばん右の「3」という数字が光る
色褪せた赤いラパンがわが愛車となりましたとさ。



貞代姉ちゃんに、ともかく遠慮せんで
当初のクルマ屋さんに自分の要望をすべて言って
みたら?といわれ、よしと勢いづいた。
クルマ屋さんに、「つなぎとすれば、
こんな安いクルマを見つけたんですが
どうでしょうか」と連絡したところ、
またオークションに出かけて探すより
その現物を買った方がいいでしょうという話に落ち着いた。
実家の雲丹をお礼でお送りさせてもらうことにして、
激安モンスターに連絡をとった。
買いますと言い、すぐ契約をしに向かったが、
雨も降っているし、家からは遠い。
ふたりに連絡して、どこかで迎えに来てもらえたらと
思ったが、さすがに悪い気がして自分で行くようにしたが、
最終的に、ふたりと合流することになった。
こういう自分の回り道が余計なんだ、
ズバズバッと連絡してさっさと段取りすれば
もっとスムーズにいっただろうが。
結局、途中でモンスターから振込みでもいいと
連絡があったので行かなくてもよくなったが、
ふたりはどのみち近くにいるからと立ち寄ってくれ
いろいろと手続きについても聞いてきてくれた。
ほっ、助かりました。



赤いクルマを買おうと、最終的には、
自分で判断できたので気分がよくなった。
あとは、クルマを引き取りに行く道中が
自分の現段階の運転技術では危険なので、
貞代姉ちゃんにお願いすることにした。
すごいよねえ、運転できないのに車を買うって。
築50年の家と、あの昭和チックな赤いクルマ。
そして、レトロなつばめ自転車。
なかなか、いい組み合わせじゃないか。
赤いクルマを買うとはまったく予想外だったが、
形と色のバランスがいいなと思ったので満足している。
ブレーキとアクセルの位置もどっちがどっちか
いまだに わからないけれども、そのうち体が
覚えてくれるだろう。


昨日は、おいっこが泊まりにきたので遊んでいたが、
午後から仕事まわりと本の箱詰めを済ませ、
カーテンを洗濯した。
2011年から9年間、お世話になった家である。
きれいに掃除をしてお返ししたい。 それではまた明日。


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